ロードバイクの情報を発信しています!

2026 グランプリ・シクリスト・ド・モントリオール レムコが怒った? デルトロとセイシャスに完敗

海外情報
Image generated by Midjourney
この記事は約5分で読めます。

2026年の世界選手権とほぼ同じコースで行われたグランプリ・シクリスト・ド・モントリオール。

2日前のグランプリ・シクリスト・ド・ケベックを制し、世界選手権の優勝候補として注目を集めていたレムコ・エヴェネプールだったが、モントリオールでは5位に終わった。

優勝したアイザック・デルトロと2位のポール・セイシャスが最後の勝負を繰り広げる一方、エヴェネプールは終盤の登りで2人についていくことができなかった。

しかし、レース後の本人の言葉は意外なほど率直だった。

 

スポンサーリンク

今日は調子が良くなかった

 

レース後のインタビューで、レムコ・エヴェネプールは「今日は本当に良い日ではなかった」と認めた。

レース序盤からチームには攻撃的な動きを仕掛けるのではなく、ある程度コースをコントロールするよう伝えていたという。

そして最後に力を出し切ったものの、ポール・セイシャスがアタックをかけて、デルトロと逃げだすと苦しくなった。

「蛇口を完全に開けられたら、僕にとっては難しかった。それでも諦めず、本当に限界まで走った」

そう振り返っている。

エヴェネプールによれば、標高の高い場所でトレーニングした後には、こうした「もう一段のパンチ」が不足することがあるという。

「あと2週間あるから、うまくいくよ」

世界選手権まで残された時間を考えれば、今回の5位だけで状態を判断するつもりはないようだ。

 

レース途中にスクインシュへ抗議

 

一方、レース中にはLidl-Trekのトムス・スクインシュに向かって、エヴェネプールが怒りを見せる場面もあった。

映像では、集団内でスクインシュに対して何らかの抗議をするような仕草を見せている。

ただし、現時点で確認できるエヴェネプールのレース後コメントでは、この場面について具体的な理由を説明していない。そのため、スクインシュが何をしたことに対して怒ったのかについては断定できない。

まあ、何か邪魔したようにも見えないし、これがレースを決定ずけたということもない。

その後、エヴェネプールは苦しい状況から何度も前を追おうとした。最終的にはデルトロとセイシャスには届かなかったものの、5位でフィニッシュしている。

 

それでも世界選手権は別

 

前日のケベックでは、ジュリオ・チッコーネとのスプリントを制して優勝していたエヴェネプール。わずか2日間のレースで結果が大きく変わったことになる。

ただし、モントリオールのコースは世界選手権とほぼ同じであり、今回のレースは本番に向けた重要な確認の場でもあった。

デルトロとセイシャスが世界選手権の有力候補として強烈な印象を残した一方、エヴェネプールは「今日は悪い日だった」と自ら認めた。

それでも本人は、世界選手権まで「あと2週間ある」と考えている。

今回の5位が本番の勢力図を示すのか、それとも単なる一日の不調だったのか。答えが出るのは、9月27日の世界選手権となる。

 

世界選手権の展望

Image generated by Midjourney

 

今回のレース結果を見て思ったのは、クライマーが上位を占めているということ。

これはマチュー・ファンデルプールやワウト・ファンアールトらパンチャーには厳しいコースということが言えるかもしれない。

今回のグランプリ・シクリスト・ド・モントリオールは、214.4km、16周で争われ、1周あたりの獲得標高は約269m、総獲得標高は4,304mに達した。

これは2週間後に行われる世界選手権の最終周回と同じコースとなる。世界選手権男子エリートは273.7km、総獲得標高3,803mで、モントリオールの13.4kmコースを12周する。

獲得標高は4,304mから3,803mとわずかに減少する。

今回のレース結果では、上位にはアイザック・デルトロ、ポール・セイシャス、ブランドン・マクナルティ、レムコ・エヴェネプール、トム・ピドコックら、登坂力の高い選手が並んだ。

特にデルトロとセイシャスが最後に抜け出したことを考えると、このコースがクライマー系の選手にとって非常に厳しくも魅力的な舞台であることは間違いない。

そう考えると、マチュー・ファンデルプールやワウト・ファンアールトにとっては、決して楽なコースとは言えない。

1周ごとに約269mを登り、それを12回繰り返す世界選手権では、最後まで脚を残すことが大きな課題になる。

ただ、世界選手権はGPモントリオールより約59km長く、最終周回に入るまでの長いアプローチ区間もある。

レース距離が273.7kmまで伸びることで、単純な登坂力だけではなく、長距離を走った後のスプリント力や位置取り、そして終盤まで脚を残す能力も重要になる。そう考えると、パンチャーにもギリギリチャンスはあるかもしれない。いや、あってほしい。

誰かが、確実に有利になるコースよりも、パンチャーが勝つか、クライマーが勝つかわからないレースのほうが見ている側は面白いからだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました