オランダのホイールブランドFFWDは、Ryotカーボンホイールをアップデートして発売。
新型ホイールは、リムプロファイルとハブシステムを再設計し、シリーズ平均100gの軽量化を実現している。
新しいホーイルのリムハイトは、33・44・55・77mmが用意されている。幅広で軽量化されたにも関わらず値段据え置きというのは嬉しい配慮だ。
FFWD Ryotカーボンホイール
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リム内部幅は21mmから23mmに増加。これにより30・32mmと太いタイヤも装着可能となっている。
FFWDは、Laminar Airflow Wingの略であるリムデザインLAW テックを使用している。
LAWテックリムプロファイルは、現在トレンドになっているより広いタイヤの周りのホイールの空気力学と「現実世界の風の状態」を最適化するという要望に応えて開発された。
これは、RYOT55ホイールが0〜10度のヨー角に最適化されていることを意味する。サイクリストが乗車中にほとんどの時間経験するものだ。
ヨー角とは

photo huntbikewheels
ヨー角(yaw angle)はBの角度のことで、黒線と緑線の間の角度のこと。
正面から吹く風と実際に抵抗を生みだしている風の角度となる。真正面から自然風が吹いている状態はヨー角0度。
リムの形状は、リムがタイヤの幅の少なくとも105%である必要があるという理論も2020年ころからの定説だ。
2020年の発売時にはRyot 55が世界最速であるとFFWDは宣伝していた。
今回比較された風洞実験のデータはないけれど、価格面では据え置きなので他社ホイールよりもコストパフォーマンスは圧倒的に良い。
FFWD Ryot 55 SPEC
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ここでは55mmのRyot 55のスペックを掲載
- 重量:1510 g (DT240) & 1580 g (FFWD N/GAGE)
- リムハイト : 55mm
- リム内部幅: 23mm
- リム外部幅: 31mm
- タイヤ範囲 : 25mm – 42mm
- ハブ: カスタムFFWDハブ・DT Swiss240 EXP
- チューブス対応、ディスクブレーキ
- 価格:€1.499(約24万円)
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