エガン・ベルナルは、最終週のブエルタでオール・オア・ナッシングの攻撃を仕掛ける予定だ。
イネオスのリーダーは、プリモッシュ・ログリッチから2分45秒遅れているが、まだ残り5レースがある。
「失うものは何もないので、彼を攻撃したい」とベルナルは言う。
ベルナルは攻撃する
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2019ツール・ド・フランスと2021ジロ・デ・イタリアを制したベルナルは、今年のブエルタでは100%の状態で走っている訳ではない。
現在、総合首位のオドクリスティアン・エイキング(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)とは4分21秒、3位のプリモッシュ・ログリッチとは2分45秒の差で総合7位につけている。
ステージ終了後、ベルナルは、第17、18ステージの連続した2つの山頂フィニッシュを含む3つの山頂フィニッシュがある最終週に向けて、オール・オア・ナッシングの準備ができていると語っている。
休みの日は大歓迎だったと思う。私達はそれを必要としていた。第16ステージは足を再び動かすのに良かった。
ログリッチに対してアタックしたいと思っている。失うものは何もないし、総合で5位でも10位でも気にしない。しかし、そのための足が必要だ。
ジロでは、リーダーであっても遠くから攻撃していた。これはやってはいけないことだが、自分が強いと感じていたし、そのような走りが好きなんだ。
様子を見て、調子が良ければ動きたいと思う。私たちにはとても強いチームを持っている。
アダム・イェーツと共に
Our guys stuck together well today at #LaVuelta21. A safe finish on stage 16 ahead of a massive mountain double to come.
🏔️🏔️ pic.twitter.com/jpV5Q01Gar
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 31, 2021
イネオス・グレナディアスは、ベルナルだけでなく、イギリス人ライダーのアダム・イェーツも、ベルナルのすぐ後ろの総合8位につけている。
イェーツは休息日前の第15ステージで、終盤のアタックで他の候補者たちに15秒ほど差をつけ、自らの意思を明確にしている。
アダム・イェーツも非常に好調で、彼はとても強いと思う。問題は、2人のライダーを失ったことだ。
パベル・シヴァコフ、ディラン・ファンバーレ、サルバトーレ・プッチョは非常に良い仕事をして我々を支えてくれているが、明日、彼らがベストな状態になるかどうかは分からない。
しかし、私たちは間違いなく挑戦する。
ベルナルとイネオスのチームメイトは、第17ステージのラゴス・デ・コバドンガ(登坂距離12.5km・平均勾配6.9%)の山頂フィニッシュで、タイムを取り戻す最初のチャンスを迎える。
翌日の第18ステージも同様の山岳コースが待ち受けている。
日曜日の最終タイムトライアルを前に、ベルナルがログリッチにタイム差をつけるための数少ないチャンスがアルトゥ・デル・ガモニテイル(登坂距離12.4%・平均勾配9.9%)の山頂フィニッシュにある。
公式サイトの情報によると、ベルナルは攻撃するならば最初の山岳ステージだと言っている。ベルナルの調子によるが、アタックに期待したい。
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