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EF Education-EasyPostに移籍したリチャル・カラパスは2023ツールの総合優勝は狙わないかも?

海外情報
kathe buskによるPixabayからの画像
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2023ツール・ド・フランスのコースが発表され、TTの距離が少ない設定に多くのクライマーが喜んでいる。

 

 

クライマー重視のコース設定ではないけど、多くの選手に総合優勝のチャンスが生まれる可能性は高い。EF Education-EasyPostに移籍した、リチャル・カラパスもツール参戦が予測される。

まずは、GMのジョナサン・ヴォーターズがカラパスのツール参戦の考えを披露している。だが、総合を目指すかどうかは、わからないと。

何故、EF Education-EasyPostは全力を挙げてツール総合優勝目指さないパターンもあることを示唆するのだろうか?

 

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総合だけではない

 

オリンピックチャンピオンのリチャル・カラパスは2022ジロ・デ・イタリア総合2位、2022ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝3回に山岳賞も獲得した。

今後数週間で、カラパスのツール・ド・フランスへの取り組みが決定されるが、それに向けてGMのジョナサン・ヴォーターズは、難しい決断についてコメントを発している。

 

「11月10日にロンドンで最初のチームミーティングがあり、12月には最初のチームミーティングが行われる予定だ。カラパス自身を含め、間違いなく誰もがツール・ド・フランスを目指す方向に傾いている。

目標を定めるには、1年間の彼のパフォーマンスを見てみなければならない。

彼は本当に多才な選手で、以前にもGCを走ったことがあるが、ブエルタで山岳ジャージを手に入れ、3ステージを制した彼の走りは、スポンサーの観点から、GCライダーを追うよりもずっと見応えがある。

彼がツールでどのようなレースをしたいのか、そしてそれをスポンサーがどのように感じるのかを考慮しなければならないだろう。

それから計画を立てよう。私は、グランツールでのGCに集中するのは、少し退屈なので、あまり好きではない。

それは彼と一緒に決めるべきことであり、複雑な判断だ。とはいえ、彼がツール・ド・フランスに出場する可能性は高い。ブエルタのレースを見て、GCに集中するのがベストなのか考えさせられた。

ブエルタでの彼の走りはとても印象的だったので、それをツール・ド・フランスにつなげられたら、すごいことだと思う。そこで決断することになる。」

 

チームの戦い方

Photo credit: airlines470 on Visualhunt

 

もしカラパスがイエロージャージに挑戦するのであれば、次の問題は、チームがその目的のために全メンバーを総合だけのために走らせるのか、どうかとなる。

チームには、今年のツール前半を沸かしたマグナス・コルトニールセン、アルベルト・ベッティオール、リゴベルト・ウランなど、グランツールのステージ優勝経験者もいる。

総合だけを狙って、チームを犠牲にしても総合トップが取れなければスポンサーへのアピールにもならない場合も多い。

 

「長い議論になるだろうし、まだそのようなことはしていないが、レースを追いかける攻撃的なチームであることは、我々の性質だ。

今年、Jumbo-Vismaは、ワウト・ファンアールトを解放し、彼のレースをさせながら、チームとしての目標を達成することができた。

過去15年間のチームの歴史を変え、GCに全力を尽くす必要はないと思う。カラパスのオールインを否定はしないが、過去のツールのレース方法とは違う。」

 

EF Education-EasyPostは、リチャル・カラパスの総合だけを狙う走りはしないかもしれない。逆にステージ優勝や、ブエルタのように山岳賞を狙うのも良いだろう。

チームがカラパスを獲得したのも、彼のアタックや見せ場をつくる走りに期待している部分もあるだうろ。ファンは、無難な走りよりも、見せる走りを期待している。

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