2024 ツール・ド・ハンガリー第1ステージ　サガン落車にゴール前の大落車

1925年以来開催されているツール・ド・ハンガリー。今回で44回目の開催。Tour de Hongrie(2.Pro)

5ステージのうち、3ステージはスプリンターのためのステージ。

 

過去の優勝者は

• 2023     マルク・ヒルシ
  
• 2022     エディー・ダンパー
• 2021　 ダミアン・ホーゾン
• 2020　 アッティラ・ヴァルテル
• 2019　 クリスツ・ニーランズ
• 2018　 マヌエル・ベッレッティ
• 2017　 ジャラミロ・ダニエル
  
• 2016　 ミヒケル・レイム
• 2015　 トム・テュレル

 

第1ステージ カルチャグ～ハイドゥショボスロー  166.1km

 

ワインの産地トカイからスタート。最後に20kmの周回コースを3周してゴール。高低差はまったくなし。

 

1. スプリントポイント　Tiszafüred
2. スプリントポイント　1st passage of the finish line
3. スプリントポイント　Hajdúszoboszló
4. スプリントポイント　Hajdúszoboszló

 

注目のライダーは

• UAE Team Emirates　マルク・ヒルシ、ディエゴ・ウリッシ、アルバロホセ・ホッジ
• INEOS Grenadiers　エリア・ヴィヴィアーニ、アンドリュー・オーガスト
• Team Jayco AlUla　ディラン・フルーネウェーヘン
• Lidl – Trek　ティボー・ネイス、クイン・シモンズ
• Team dsm-firmenich PostNL　フランク・ファン・デン・ブルック、エミルス・リエピンス
• BORA – hansgrohe　サム・ウェルスフォード、エマヌエル・ブッフマン
• Bahrain – Victorious　新城幸也、ワウト・プールス
• Astana Qazaqstan Team　マーク・カヴェンディシュ、ケース・ボル
• Team Polti Kometa　ヤコブ・マレツコ
• Tudor Pro Cycling Team　アーヴィッド・デクレイン、ヤニス・ヴォワサール
• Lotto Dstny　ハーム・ファンフック
• Q36.5 Pro Cycling Team　マッテオ・モスケッティ、ダミアン・ホーゾン
• Pierre Baguette Cycling　ピーター・サガン

 

 

 

 

 

 

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サガンが兄のチームから出場。パリ五輪マウンテンバイクの調整のためだ。

サガンのコメント

ツール・ド・ハンガリーでのチームプレゼンテーション 🇭🇺 Hajdúszoboszlóとハンガリーの皆さんの温かい歓迎に感謝します！

新しい@pierrebaguette_cyclingカラーに身を包んで、若くて有望なチェコとスロバキアの選手たち、そしてもちろんスポーツディレクターとしての私の兄ユライ・サガンと一緒にいられるのはとても嬉しい。彼からのオーダーを受けることに慣れなければならないだろうね。

 

スタート

ニュートラルスタートでは、マーク・カヴェンディシュとサガンが先頭。

 

4人の逃げ

残り164kmから4人が逃げている。

1. ミケル・ビズカーラ　Euskaltel-Euskadi
2. Balázs Rózsa(Epronex – Hungary Cycling Team)
3. Martin Voltr(Pierre Baguette Cycling)
4. Viktor Filutás(Karcag Cycling)

 

残り157km。2分25秒差。

 

Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘンは補給中。

 

集団で落車。

 

なんとサガンも巻き込まれている。

•  ピーター・サガン (Pierre Baguette Cycling)
•  PAASSCHENS Mathijs (Lotto Dstny)
•  VYSOČAN Daniel (Pierre Baguette Cycling)

 

サガンはなんとか走り出す。心臓病の2回の手術から復帰したサガンは今回スプリントもしない予定。コンデションは全く上がっていない。あくまでチームのために走る。

 

スプリントポイント　Tiszafüred

ポイント獲得順位は

1. Martin Voltr(Pierre Baguette Cycling)　5ポイント・3秒
2. Balázs Rózsa(Epronex – Hungary Cycling Team) 3ポイント・2秒
3. Viktor Filutás(Karcag Cycling)　1ポイント・1秒

 

残り93.3km。Lidl – Trekのティボー・ネイスもスプリントを狙ってくるか。

 

サガンはエリア・ヴィヴィアーニと話ししている。

 

残り78.2kmで1分46秒差。

 

サガンのインタビュー映像を流したり、マーク・カヴェンディシュとの比較とかも出てくる。

 

スプリントポイント　1st passage of the finish line

先頭は残り3周に。

 

1分27秒差で集団も通過。

 

残り41.2km。タイム差1分16秒。Astana Qazaqstan TeamとTeam Jayco AlUlaが引いている。

 

スプリントポイント　Hajdúszoboszló

ポイント獲得順位は

1. Viktor Filutás(Karcag Cycling)　5ポイント・3秒
2. Balázs Rózsa(Epronex – Hungary Cycling Team) 3ポイント・2秒
3. Martin Voltr(Pierre Baguette Cycling)　1ポイント・1秒

 

スプリントポイントから単独で逃げだした。

1. Martin Voltr(Pierre Baguette Cycling)

 

残り25.7kmで2分23秒差に。

 

逃げていた3人は集団に捕まる。

 

残り24.7kmで2分23秒差。

 

スプリントポイント　Hajdúszoboszló

ジャンが鳴って先頭は残り1周に。

 

続いて集団も通過。

 

UAE Team Emiratesのマルク・ヒルシが集団先頭。総合優勝狙いだ。

1. Martin Voltr(Pierre Baguette Cycling)　5ポイント・3秒
2. マルク・ヒルシ　UAE Team Emirates　3ポイント・2秒
3. ランダー・ロックス　TDT – Unibet Cycling Team　1ポイント・1秒

 

残り15.7kmで41秒差に。

 

集団が迫る。すでに足を止めている。

 

残り12.9kmで逃げは消滅。

 

各チームがまとまってくる。 INEOS Grenadiersは、エリア・ヴィヴィアーニでスプリントを狙う。

 

サガンがパンク。これは痛い。

 

だが、サガンは無事に集団復帰。

 

残り3.2kmBahrain Victoriousの先頭は新城幸也か。

 

残り1.5km。風が強い。

 

Astana Qazaqstan Teamが先頭。

 

Astana Qazaqstan Teamが前に。マーク・カヴェンディシュが2番手にいる。

 

マーク・カヴェンディシュがリードアウトから外れた。

 

さあ、マーク・カヴェンディシュが解き放たれた。

 

あっと、左側で落車だ。

 

Team Jayco AlUlaのスチュワート・キャンベルが転げている。

 

スチュワート・キャンベルがフェンスに向かって転がる。

 

Tudor Pro Cycling Teamのセバスチャン・コルツェ・チャンジが巻き込まれる。

 

スチュワート・キャンベルはフェンスまで転がった。

 

ひーっ、バイクが宙をまって集団の真ん中まで飛んでいる。スプリントは、Team Corratec – Vini Fantiniのヤコブ・マレツコ、BORA-hansgroheのサム・ウェルスフォード、Astana Qazaqstan Teamのマーク・カヴェンディシュが並んでいる。

 

マーク・カヴェンディシュが足を止めてしまった。スプリントのスタートが早すぎた。

 

サム・ウェルスフォードが先頭に。

 

ゴール手前で、はやくもサム・ウェルスフォードが勝利を確信。

 

もうサム・ウェルスフォードは手を離している。マーク・カヴェンディシュは完全に足を止めている。

 

サム・ウェルスフォードが、静まれポーズでゴールラインを駆け抜けた～。

 

サム・ウェルスフォードは、ジロ・デ・イタリアに選出されなかったが、見事にハンガリー第1ステージを制している。

サントス・ツアー・ダウンアンダーで3勝をあげていたが、久しぶりの勝利で4勝目をマーク。幸先の良いスタートとなっている。

優勝候補だった、Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘンは落車を避けて13位。

 

リザルト

サム・ウェルスフォードのコメント

レース前半の風のせいで、みんなナーバスになっていた。しかし、風はそれほど強くなかったので、リラックスして走ることができた。少なくとも、地元のサーキットに入るまではね。それでも序盤の逃げがうまくいったので、最終ラップまで追いつくことができなかった。

スプリント自体は混沌としており、激しいクラッシュもありましたが。

幸運にも良い位置につけていたけれど、特に最後の1キロは他の選手についていかなければならなかった。脚の感覚にはとても満足しているし、もちろん勝利にも満足している。明日も同じように、ステージをコントロールできるように頑張りたい。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞