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2025 ジロ・デ・イタリア第15ステージ チャレンジする攻撃的なエガン・ベルナルが帰ってきた!

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Photo credit: Giovanni Toso on Visualhunt
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 INEOS Grenadiersのエガン・ベルナルも今回のジロでは落車に泣かされている。個人タイムトライヤルでの落車。さらに第14ステージでも落車。

 

落車によりタイムロスしたエガン・ベルナルだが、この第15ステージでは再び攻撃的なエガン・ベルナルのアタックが見られた。

第11ステージの時には、ヘリコプターからの映像だったのでイマイチわからなかったけれど、今回はトレインからの発射で見ごたえのある攻撃に。

 

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プリモッシュ・ログリッチを落とす走り

 

上記のVelonCCのパワーデータをみても、エガン・ベルナルの登りの力が戻っているのが良くわかる。一気に追いつけたのは、アイザック・デルトロだけだ。

この1回目の攻撃は下りで消滅。

2回目はクリス・ハミルトン、ジョナタン・カストロピエホの引きで、Red Bull KM手前でエガン・ベルナルがアタック。これもアイザック・デルトロに止められている。

テイメン・アレンスマンが引きつごうとしたけれど、UAE Team Emirates – XRGに止められてしまった。

そして、今度はEF Education-EasyPostヨナタン・カイセドが引き倒し、リチャル・カラパスがアタック。これでプリモッシュ・ログリッチは完全に切れてしまう。

 INEOS Grenadiersの攻撃精神で、エガン・ベルナルとテイメン・アレンスマンはそれぞれ総合8位と9位にジャンプアップしている。

総合上位への道は険しいが、この調子と攻撃性を維持できれば第3週の山岳ステージでさらにタイムアップできる可能性は高い。というよりも、攻撃的なエガン・ベルナルが見たい。

 

エガン・ベルナルを支持するメンバー

 

上記の動画のように2022年1月の事故では生死をさまよった。脊椎損傷で寝たきりになると言われていたひとだ。

 

それが4年振りにコロンビアで勝利し、今回のジロでは以前のようなエガン・ベルナルの攻撃がみられる。これは本当に奇跡に近い素晴らしいカムバックだ。

 

エガン・ベルナルのコメント

朝はあまり調子がよくなかったし、スタートしたとき、今日はダメだと思った。 最初のパートが平坦だったのは良かった。 モンテグラッパの最初の登りでは、もう少し保守的なアプローチをとった。 すでに何度か言ったように、失うものは何もない。 楽しくて超ハードな1日だった。

僕のアタック? モンテグラッパをフルアクセルで駆け上がろうとしたんだ。 テイメン・アレンスマンはすごく良かったし、リチャル・カラパスは一緒に登れる素晴らしい選手だった。

僕たちは協力したけど、他のグループもすごくハードに走っていた。 下りで、僕は超高速で走っているように感じたけど、それでも追いつかれてしまった。

ログリッチ? 何が起こったのかわからない。 最後の上りは超急ではなかったけど、一度落とされると大きくタイムロスするような道だった。 よく頑張った。 我々はチームINEOSグレナディアーズであり、常に何かを試みなければならない。

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

ベン・ターナーのコメント

厳しい年がさらなるモチベーションを与えてくれる。モンテ・グラッパの登りの途中でペースを上げるという課題を与えられたんだ。

ベルナルのペースアップと攻撃は予定外だったが、エガンは調子が良かったので攻めたかった。それで私たちは『なぜダメなんだ?』と考えた。

彼は、登りのグループはまだ大きすぎ、ペースも遅すぎると言ったので、私たちは挑戦したんだ。

 

ジョナタン・カストロピエホのコメント

今日は本当に厳しい一日だった。220キロ走って、しかも週の最終日。明日は休息日。

そして、最後にはタイヤが外れてしまったから、それをうまく利用しなければならなかったんだ。

エガン・ベルナルは本当に良い時期にあると思う。とても自信に満ちていて、何よりもジロを愛している。結局のところ、ここ3年間は彼にとって本当に厳しい時期だった。だが、それが彼に更なるモチベーションを与えていると思う。

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