Lotto-Dstnyとの契約を1年残して、カレブ・ユアンは古巣に戻ることなった。
Lotto-Dstnyの新しい経営陣と折り合いが悪く、チームはカレブ・ユアンに移籍しても良いと言っていたのだけど。
今回、カレブ・ユアンが移籍するのは、Team Jayco AlUla。2018年まで在籍していたチームだ。ディラン・フルーネウェーヘンとのすみ分けはどうなるのだろうか。
2年契約
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The one and only Caleb Ewan returns to his roots, returning home in 2024
Bring it on pic.twitter.com/BvpnEaCTIc
— Team Jayco AlUla (@GreenEDGEteam) October 11, 2023
キャリア60勝をあげているカレブ・ユアン。2019ツール・ド・フランスでは3勝をあげ、2020ツールでも2勝。
ただ、ここから勝てていない。不運な転倒が多くあり、中々波に乗り切れない感じだった。今シーズンも惜しい2位は何度もあった。
結局今シーズンはファン・メルクシュタイン・フェンスクラシックの1勝のみ。
そして、ツール・ド・フランス第13ステージで、アシストが待っているのもかかわらずリタイヤしたことが、チーム経営陣の怒りをかってしまった。
一度崩れた信頼関係は、元にもどることはなかった。
カレブ・ユアンのコメント
グリーンエッジに戻ってくることは、僕にとって大きな意味がある。過去にこのチームで多くの成功を収めたし、プロとしてのキャリアをスタートさせた場所でもある。
僕にとっては、オーストラリアの文化や英語を話す環境に戻れるのはいいことだ。オーストラリア人であること、オーストラリアのチームで走ることはとても特別なことだ。以前一緒に仕事をしたライダーやスタッフがたくさんいるし、昔のチームメイトもたくさん残っている。
ここ数年でキャリア最大のレースで優勝したし、ライダーとして、またリーダーとしても大きく成長したと思う。チームに加入した当初、私はまだ19歳か20歳で、とても若かった。すでにチームにいた経験豊富なライダーたちから多くのことを学び、それを自分のキャリアに生かしてきた。
人としてもライダーとしても成長できたし、よりリーダーシップを発揮して戻ってくるのが楽しみだ。若いオーストラリア人ライダーたちが潜在能力を発揮できるよう手助けし、チームに恩返しができれば最高だ。
自分にとって一番重要なことは、勝利の道に戻ることであり、チームに多くの成功をもたらしたい。2024年に向けて強力なロースターになるだろう。
ディラン・フルーネウェーヘンとカレブ・ユアンの両方がツールに出場することはない。どちらかが、ジロに向かうことになるだろう。
カレブ・ユアンの加入について、ディラン・フルーネウェーヘンは、非常に前向きだったと言われている。彼らは独自のトレインを持ち、パリ～ニース、ティレーノ〜アドリアティコでは、分けて出場する。
シーズンは長いので、カレブ・ユアンは1クラスなどで多くの勝利を目指すことになるかもしれない。
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