スペインのテネリフェ島でゲラント・トーマスとトレーニングをしていた、ベン・スウィフト。
2月下旬に、落車によってベン・スウィフトは脾臓の損傷、多数のあざ、顔面の傷と大けが。病院で集中治療を行ってました。
脾臓に出血した後、テネリフェ島の病院で1週間過ごして療養。
彼は、5週間の休暇を余儀なくされました。インスタグラムで少しずつ良くなっていく状態を報告してくれてます。
かなりひどい深刻なケガだったことがわかります。
これにより、ベン・スウィフトのスケジュールは大きく変わってしまうことになりました。
退院したスイフトは自宅でZWIFTでトレーニーグを開始。
スウィフトは、順調に回復して、事故から2か月後のツールド・ロマンディでレースに復帰。アシストをこなしつつ総合60位でレースを無事に終了しています。
彼は、次のように述べました。
「期待していたよりも良かった。ケガして以来、膝を滑らせて、手もケガしていたことがわかったので、ロマンディに入ることに少し不安を感じていたんだ。
良いパフォーマンスには足りなかったけれども、レースに集中して気分がいいね」
このロマンディのレースで、彼のモチベーションは上がったという。現在、ベン・スウィフトはTour of Norwayに向かう前に、Hammer Seriesに出場しています。
Hammer Seriesは
- クライム
- スプリント
- ハンマーチェイス
3日間レースを行い、チームのポイントによって勝敗が決まるレースです。
昨日のハイライト!
There are just two hours to go until we resume racing at #HammerSeries Stavanger. Check out the highlights from yesterday’s Hammer Climb 🎥 pic.twitter.com/RdFqIt8Jxl
— Team INEOS (@TeamINEOS) 2019年5月25日
ベン・スウィフトは、シーズン後半のイギリスナショナルチャンピオンシップとヨークシャーの世界選手権を見据えています。
ツールド・ノルウェーで良い走りが出来れば、ツール・ド・スイスでもよいアシストが出来ると考えています。
彼は、次のように付け加えています。
「今回の事故の経験で、このようなチームに所属することはとてもありがたいことです。
ほんの数分以内に私は世話をされていました。サポートはとても良くて、満足しています。
それはレースや私のトレーニングでも現れていると思います」
チームの予算が多いということは、選手のサポート体制も良いということで、対処や復帰なども最善の方法で行えるということでしょうね。
シーズン後半に向けて、ベストな状態に戻れるでしょう。
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