2014年創業のオーストラリアの高級ブランドBastion Cyclesが、同社の究極のロードバイクというBastion Archetypeを発売した。
実に10年振りにフラッグシップモデルが更新している。今回は風洞実験もしており、空力性能も大幅に向上している。
Bastion Archetype
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10年の歳月でBastion Archetypeは、大きく進化。最新のトレンドも取り入れている。
まず、フレームはフェラメント巻きのカーボン。これを3Dプリントされたチタンラグで接合している。チタンは鏡面仕上げとなっており光り輝いている。
タイヤクリアランスは、現代のトレンドに合わせて34mmに拡大。UDHリアディレーラーハンガーも採用している。
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Shimano Dura-Ace Di2とPartingtonのR39/44ホイールセットを装着した完成車を、同社のSuperleggeraと比較。
実験結果では、時速35kmで0-15°のヨー角において6-8W速い。 平均出力200ワットのライダーにとって、これは大きなアドバンテージとなる。
さらに、時速50kmでは、Bastion Archetypeは空気抵抗を18-25ワットも削減する。
チタンの彫刻仕上げは70時間以上、フレーム3Dプリント、CNC加工、研磨、塗装まで130時間をこえる精密作業がなされている。
Bastion Archetype SPEC
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- フレーム :Bastion Archetype
- フォーク :Bastion Integrated
- ステム :Bastion Integrated
- ベアリング :Ceramicspeed
- ホイール :Princeton Partington
- タイヤ :Pirelli P ZERO Velo Race TLR
- グループセット : Dura-Ace Di2、SRAM Red、Campagnolo SR WRL
- サドル : ユーザーが選択
- アップグレード : パワーメーター、OSPW、クランク
- 価格 : 完成車は23,000$以上(約330万円)
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