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2024 ジロ・デ・イタリア第19ステージ 全員がゲラント・トーマスに敬意を表する

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Photo credit: ethanol76 on Visualhunt.com
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第19ステージは、逃げが決まるまで非常に高速でレースが展開。

その後も、雨もありコンデションはあまり良くない状態。メイン集団はチーマ・サッパーダの登りで絞り込まれた。

ゴールまでの神経質な戦いの中、 INEOS Grenadiersのテイメン・アレンスマンが総合勢のグループをリード。

しかし、後方でゲラント・トーマスが落車してしまった。

 

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ゲラント・トーマスの落車

落車から復帰までの様子

 

クラッシュが起きたのは、ゴールまであと6km弱、この日最後の上りの直後だった。ゲラント・トーマスは15人ほどに減った集団の中にいた。

先頭から、テイメン・アレンスマン、ロマン・バルデ、アントニオ・ティベッリと続いていた。ゲラント・トーマスが落車したのは、後ろを振り向いた瞬間だった。

 

落車の時の様子は?

ちょっと肩越しに見たら、目の前で方向転換したんだ。アントニオ・ティベッリのホイールを叩いてしまったけど、幸いすぐにスペアバイクを用意できた。BORA-hansgroheのスリップストリームのおかげで、集団に復帰することができた。

肉体的なダメージはそれほど悪くない。以前のクラッシュの古傷が少し開いてしまった。

18年もプロをやっていれば、いくつかそういうことがあるものだ。でも大丈夫。ただ愚かなミスだった。

 

かなり慌てていたように見えましたが?

パニックになったか?新しいバイクが必要だと無線で叫んだだけさ。マシンが何キロも後ろにいると思ったけど、ほんの数秒だった。

 

最終的には、優勝候補たちが沈黙を守ったステージを終え、直接のライバルたちとゴールラインを越えてますね。

予想通りのステージだった。良い天気が続くことを願っていたけど、もちろんそうはならなかった。明日は大事な日になるだろう。

 

テイメン・アレンスマンのコメント

 

今日は決して楽な一日ではなかった。集団が逃げ切るまで、とても長い時間がかかった。集団のみんなはとても苦しんだと思う。最後はMovistar Teamが登りでフルに引っ張った。とてもタフな1日だったけれど、順位に差はなかった。

 

最後の登りで、リーダーのゲラント・トーマスが一瞬地面に叩きつけられましたが?

ちょっと怖かったよ。彼は後ろを振り返ったと思う。幸いなことに、そのあとすぐにみんなが『彼を待とう』と叫んでくれた。リスペクトしてくれてありがとう。

 

総合勢のグループは、加速せずゲラント・トーマスが戻ってくるのを待っていた。スポーツマンシップだ。

通常はリーダーが遅れた場合によくあるパターンだけど、総合3位のゲラント・トーマスを待つというのはリスペクトされている証拠だ。

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