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Allied Cycle Worksから元Specializedのエンジニアが開発したABLEグラベルバイク

機材情報
Photo credit: dolanh on Visualhunt.com
この記事は約4分で読めます。

Allied Cycle Worksは、2016年に創立されたアメリカの新しい自転車メーカー。

Allied Cycle Worksの創設者であるSam Pickman氏は、Specializedで11年間エンジニアリングマネージャーを務め、革新的なFutureShockロードサスペンションシステムで、現在のSpecialized Roubaixなどの成功したプロジェクトに貢献している。

Allied Cycle Worksは、自転車の製造場所だけでなく、製造方法も変更した自転車界では異端児ともいえる手法で自転車ブランドを展開している。

Allied Cycle Worksは、次世代のABLEグラベルバイクを発表。

最大の特徴は、最大57mmのタイヤまで装着可能となったこと。スリムなフレームデザインなど、グラベルバイクのトレンドを余すところなく網羅している。

 

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ABLEグラベルバイク

 
 
 
 
 
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Allied Cycle Worksは、米国アーカンソー州リトルロックで高性能カーボンバイクの製造と販売をしている。

設計、開発、テスト、および生産(塗装を含む)までが全て1か所で出来ている。

 

設計から生産までを1か所で出来るメリットとは?
  1. アジアからの商品調達の複雑さを排除
  2. 設計プロセス全体の高速化
  3. 一つのテスト工程は24時間~48時間(アジアなら30日かかる)
  4. 製造工程の透明性

 

アジアの生産工場でないので、旅費もいらず、第1言語が英語でない製造者に伝わりにくい再テストなどの説明もいらない。

製造工程の監督から、助言まで出来るので製造プロセスの制御も出来るメリットがある。

一つ屋根の下で設計からエンジニアリング、製造に至るまで、米国でゼロから構築しているAllied Cycle Worksは年間1500フレームの製造を目標とし、地球上で最高の自転車を作ることをミッションとしている。

ただ、現在はカーボンフレームだけは海外生産に頼っており、それ以外を自社工場で行っている。

 

 
 
 
 
 
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グラベルレースは数年前とは様変わりしている。より速く、より戦術的に、そしてよりワイドに進化している。

Allied Cycle Worksはこの現実を勘案し、ABLEにそのニーズに応えるツールを搭載した。

再設計されたフレームは軽量化を実現しながらも、滑らかなダートロードから過酷なロックガーデンまで、あらゆる路面を制覇するために必要な剛性と柔軟性を確保している。

最大57mmのタイヤクリアランスを備え、レースのあらゆる状況に対応できるフットプリントを備えた。最小推奨タイヤ幅は45mmとなっており、かなり幅広のタイヤとなっている。

完全な内部ケーブルルーティングとST03 調整可能ステムにより、ケーブルを再配線せずに 2 つのライズ オプションを切り替えることが可能となっている。

 

こちらはST03 調整可能ステムの組み立ての様子

 

ABLEグラベルバイクの完成車とフレーム

 
 
 
 
 
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完成車は3種類。いずれも電子ドライブのみに対応。

  • SRAM RED XPLR AXS 価格 : 11,500ドル(約160万円)
  • SRAM FORCE AXS MULLET  価格 : 8,400ドル(約120万円)
  • SRAM RIVAL AXS MULLET  価格 : 6,775ドル(約97万円)
  • ABLE フレームセット  価格 : 4,500ドル(約60万円)

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