ツール・ド・フランス第8ステージでナンズ・ピーターズ(AG2R La Mondiale)と逃げて4位に入ったイルヌル・ザカリン(CCC Team)。
第3週の山岳ステージで優勝を目指していたのに、第12ステージで突然リタイヤしてしまった。
CCC Teamのサポートカーに乗り込む姿が見れたが、残念な結果だ。
骨折したまま走れない
この時に肋骨骨折してしまっている。第11ステージは4分25秒遅れの137位で最終グルペットで無事にゴール。
だが、第12ステージの最長ステージでは痛みに勝てず、100キロ地点でリタイヤしてしまった。
同じ場所でアレクセイ・ルチェンコ(アスタナ)も一緒に落車。しかし、バーチャルスタートが切られる前の出来事でリタイヤすることになるなんて。
上の写真で見られる矢印看板にぶつかってしまった。
パレード走行と言えども気が抜けないですね。イルヌル・ザカリンは2016年にFinhaut-Emossonアルペンステージで優勝しており、第3週の山岳ステージではステージ優勝を狙っていただけに残念。
CCC Teamはチーム存続が難しい。メイン選手が次々に移籍しており、ザカリンもアピールしておきたかった所でしょう。
ワウト・プールスは骨折したまま敢闘賞
ちなみに、第1ステージで肋骨骨折して肺を損傷しているワウト・プールス(Bahrain – McLaren)は走り続けている。
第5ステージではCombat Spirit賞。走っていただけで敢闘賞を貰っている。痛みを堪えて走っているが、第3週くらいには少しは良くなっているでは。
無事に完走できることを期待しておこう。
ヨン・イサギレは鎖骨骨折
ヨン・イサギレ(Astana)は第11ステージのラスト29キロで落車。
頭、右膝、右手首の怪我に加えて鎖骨骨折となってしまう。ヨン・イサギレはゴルカ・イサギレと兄弟で弟。2018ブエルタでは総合8位になっているほどの実力者だ。
ここまで総合27位で、エースのミゲルアンヘル・ロペスを支える重要な山岳アシストだった。アスタナも貴重なライダーを失ってしまう。
残りの7人のライダーでエースを支えて走らなければならない。
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