Silcaは、最大6mmの穴を塞ぐことのできるUltimate Tubeless Sealantを発売。
3〜4か月ごとにシーラントを補充するための補充剤と呼ばれる別の製品と組み合わせると、新しいシステムでタイヤを掃除し、ホイールを年に1回リセットするだけでよいと主張している。
Silca Ultimate Tubeless Sealant
天然ラテックス配合のシーラントは、一般的にシール力が高く、大きな穴をより速くシールすることができる。
しかし、合成ラテックスまたは他の処方のシーラントと比較して、天然ラテックスシーラントは通常、寿命が短く、低温ではうまく機能しない。
シーラントが穴を塞ぐのをより良くするために使用される粒子と添加剤の問題もある。
これらの粒子のほとんどは、タイヤが回転しているときに実際にパンク箇所に移動するには重すぎるという。
ようは、高速に回転したままだと中々パンク箇所にシーラントが届かないということだ。
Silcaが注目したのは炭素繊維。具体的には、熱分解された炭素繊維。
CarbonTechの熱分解炭素は、レースカー、飛行機、古い自転車やコンポーネントなどからリサイクルされている。
熱分解プロセスでは、熱を加えることで炭素繊維自体ではない樹脂や材料を除去するが、未加工の炭素自体はそのまま残す。
その結果、非常に軽く、表面積の大きい炭素繊維ができあがる。
シルカがFiberFoamテクノロジーと呼んでいるものと組み合わせると、シーラントは最大6mmのパンクを最大80-90psiまでシールし、-12ºCまで効果的であると主張している。
2021ストラーデビアンケでは、表彰台に上がった、タデイ・ポガチャル、アレハンドロ・バルベルデ、カスパー・アスグリーンは全員チューブレスを使用した。
とくに、アレハンドロ・バルベルデは3.7barいう非常に低い空気圧で走り切っている。
チューブレスタイヤを考える場合、シーラントもどれを使用するか考えておかないといけない。
Silcaは、Ultimate Tubeless Sealant Replenisherの補充液で、バルブを通してシルカシーラントをリフレッシュする方法を用意している。
本質的に高溶剤、高グリコール製品である補充剤は、環境に応じて2〜3回の補充で、元のシーラントを1年から18か月間リフレッシュできる。
価格は、
- 8オンス 18ドル(約2,100円)
- 16オンス 24ドル(約2,800円)
- 32オンス 38ドル(約4,400円)
- 補充剤は、4オンスのボトルで12ドル(約1,400円)
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