サントス・ツアー・ダウンアンダーに変わって開催されている、サントス・サイクリングフェスティバル。
UCI公認レースではないけれど、リッチー・ポートやTeam BikeExchangeのワールドチームライダーが5人参加する。
第1ステージ スターリング~ロベサル 114.2km
スプリントボイントが2箇所。1か所ある3級山岳は1.4kmで4.9%の平均勾配。小刻みなアップダウンが続くコース。
距離は114kmと短い。
注目されるライダーは
- TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO ルーク・ダブリッジ、キャメロン・マイヤー
- TEAM GARMIN AUSTRALIA リッチー・ポート、ルーク・プラップ
- TEAM BRIDGELANE ジェームス・フェラン
- VILLAWOOD ローハン・デニス、クリス・ハーパー
特に、TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCOは、5人がエントリーしているのが強みだ。リッチー・ポートは最終ステージのウィランガヒルでの勝利を目指すだろう。
16人の逃げ
20チームがスタート。
スタートしてすぐに16人が集団を抜け出す。かなり後ろに見えているが、まだ距離は少ない。
残り90kmでタイム差は41秒と中々開かない。
スプリントボイント1回目
最初のスプリントポイントを通過。
- Jean-Pierre Van Der Merwe (3pts)
- Brendon Johnston (2pts)
- Brady Gilmore (1pt)
残り50kmでもタイム差は1分3秒とそれほど変わらない。
リッチー・ポートは集団から抜け出そうとするが、ローハン・デニスがしっかりとチェックにはいる。
ここで集団から抜け出した、有力メンバーが先頭集団に追いついた。
- ルーク・ダーブリッジ TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO
- クリス・ハーパー VILLAWOOD
- ジェームス・フェラン TEAM BRIDGELANE
ルーク・プラップが5人で追っている時に、落車しそうに。カーブを曲がり切れないところだった。
残り26kmでルーク・ダーブリッジが少し抜け出る。
3番手で通過したルーク・ダーブリッジは昨年のように独走を開始したいところだけど二人が同調してくれない。
残り20kmでジェームス・フェランがアタック!
ジェームス・フェランは昨年までEF Education-Nippoで走っていたライダー。
今年のオーストラリア選手権でも独走して勝利を目指したけど、ルーク・プラップに追いつかれて涙を飲んでいる。
後ろから、ルーク・プラップが追っているがタイム差は縮まらない。
ジェームス・フェランは見事に逃げ切り。なんと1分23秒ものタイム差をつけて独走勝利だ。スタートしてすぐにマシントラブルで、バイク交換したのに追いついての勝利だ。
ワールドチームから脱落したが、見事な足を見せてくれた。ゴール後のインタビューでは
まだ完全には沈んでいない。たぶん、表彰台に立っているときは意味があるが、レースとはかけ離れている。
それを試してみるつもりだったが、実際にそれをやってのけると、かなり特別な気持ちになる。
1分23秒もリードがあれば、総合は間違いないのでは。ウィランガヒルで大きく遅れない限り大丈夫だ。
リザルト
- ジェームス・フェラン TEAM BRIDGELANE
- マット・ディナム TEAM BRIDGELANE +1:23
- ベン・ヒル CCS CYCLING +1:23
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