PrincetonCarbonWorksの共同創設者によって立ち上げられたTacticRacingは、わずか215gと言われるTacticRacing TR01ハブをデビューさせた。
セラミックベアリングと新しいフリーハブデザインがエンゲージメントを向上させると主張しており、特許出願中の円錐形をしている。
Princeton CarbonWorksは、イネオスも使う軽量ホイールを作成している。今後、このホイールにも新しいTacticRacing TR01ハブが使われることになるだろう。
TacticRacing TR01
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新しいTacticRacing TR01ハブセットは、セットでわずか215gで提供され、DTSwissの180ハブよりも50g軽いと彼らは主張している。
開発から10年かかっており、パフォーマンスの面では妥協していない。実際、特許出願中の円錐形のハブを使用すると、非常に剛性が高く安全なパワー伝達を提供する。
ライダーの体重制限がなく、ロードとグラベルの両方に対応している。
ハブシェルは航空宇宙グレードのアルミニウム合金から機械加工されており、自転車のハブに通常使用される標準的なアルミよりも強力で軽量。
両方のハブシェルを加工するのに合計3時間かかる。
ハブはストレートプルデザインを使用しており、センターロックディスクブレーキフォーマットで、フロントとリアに24/24および28/28スポークが使用できる。
ハブは、二硫化タングステン低摩擦コーティングを施したABEC 7セラミックベアリング上で回転する。
余分な材料を機械加工することでさらに軽量化されるが、強度、剛性、耐久性を低下させないギリギリの形状を目指している。
その結果、フロントが64g、リアが151g、セットで215gのハブのペアができあがった。
リアハブシェルはフリーハブボディをかろうじて覆い、パッケージがどれほどタイトであるかを示しているが、内部は信じられないほど頑丈に見える。
フロントハブでこれよりも軽いのは、アメリカンクラシックの58gではないかな。私もENVEのフロントホイールで使っている。
アマゾンで売っているけど、以下のハブの重量は情報が記載されていない。
フリーハブの本体には、固定された凹型の歯のリングがある。ハブシェルの内側に荷重がかかるばねは、その凸状の相手となる。
この特許出願中のデザインはConicalFaceGearと呼ばれている。
45の歯すべてをほぼ瞬時に完全に噛み合わせることができるほか、円錐形の設計により、パーツが完全に直線で所定の位置に固定される。
これにより、システムに剛性が追加され、駆動列からの高いねじり荷重の下で発生する可能性のあるハブの曲げが最小限に抑えられる。
発売時には、XDRと11 / 12sp HGフリーハブボディがあり、Campagnoloバージョンが間もなく登場する。
- Shimano(11および12spd互換)、SRAM XDR、およびCampagnoloフリーハブボディ
- フロント12×100とリア12×142のアクスル間隔
- ディスクブレーキ用フロント64g、リア151g
- 100%ドイツ製
- 24/24と28/28が利用可能で、リムブレーキ用の16/20 / 24Fと24 / 28Rが間もなく利用可能
- 二硫化タングステン低摩擦コーティングを施したABEC7セラミックベアリング
- ConicalFaceギア
価格は、$ 1,300 USD(約14万円)。2022年1月1日から出荷される。
ドイツに生産を移すことで、彼らはオープンな製造能力を利用し、アジアでのバックログを回避することができた。
そのため、世界的な供給不足にもかかわらず、在庫のあるハブを立ち上げることができている。
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