ゲント6日間で落車して骨折に肺に穴があいてしまったマーク・カヴェンディシュ。
このケガにより、更に契約更新の話合いが遅れていたが、ようやくGMのパトリック・ルフェーブルから契約延長の話が整ったとコメントがあった。
1年の契約延長
“Proud to have delivered the Wolfpack’s 800th win!”@MarkCavendish talked about the milestone he hit earlier this year, at the Tour of Turkey: https://t.co/lNLEOoeKQw
Photo: @GettySport pic.twitter.com/kGBK3a78D8— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) November 29, 2021
1年前、パトリック・ルフェーブルが2021年シーズンに乗るチャンスを与えるまで、マーク・カヴェンディシュのプロサイクリングのキャリアは終わろうとしていた。
カヴは、1年間の契約で、個人スポンサーからの資金提供を受けて最低賃金でチームに加わった。
病気を克服したカヴは、ツール・ド・フランスで4勝をあげ、シーズン通算10勝を上げる活躍をみせる。
マーク・カヴェンディシュは、契約延長で将来的にチームの管理職に移行したいという思いがあり、交渉は難航していた。
パトリック・ルフェーブルとしては、スポーツディレクターで自分の仲間になるのに賃金を上げるのはどうかという考えだったようだ。
マネージャーや弁護士が出てくると、話は難しくなる。契約は1年以上は続かないというのは双方共に認めているのかもしれない。
マーク・カヴェンディシュは、まだ走れる状態ではないけど来週スペインキャンプには参加する。
そこでは主に来年のQuick Step-Alpha Vinylチームの写真撮影が行われる予定だ。
パトリック・ルフェーブルは、以下のようにも述べている。
マークにはパリで5勝目を獲得してチャオと言って欲しかった。しかし、年齢を重ねたアスリートは、なかなか別れを告げることができません。
おとぎ話は何年も続かないと思っているようだ。
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