ストラーデビアンケの優勝候補の一人、マチュー・ファンデルプール。
ル・サミンでCANYON Aeroadのハンドルステム一体型のAerocockpitが破損したことを受けて、CANYON Aeroadには乗らない。
CANYONはCANYON Aeroad CF SLXおよびCFRモデルの使用を中止するようにすべてのユーザーに伝え、すべてのプロチームに「代替バイク」に切り替えるように依頼している。
Alpecin-Fenixは、マチュー・ファンデルプールと彼のチームメートが、CANYON Aeroadをストラーデビアンケで使用しないことを確認した。
代替バイク
答えを先に出すと、CANYON Ultimateに乗る。
上記のバイクは、Canyon Ultimate CF SLX9.0 Di2のカスタムペイントされたもの。色はこれと違うけれど、こちらに乗ることになる。
バイクは、スポーツサプリメントの会社である4Gold.beが、24カラットの金箔を使用してカスタムペイントされたCanyon Ultimate CF SLX9.0 Di2を抽選でプレゼントしたものだ。
Alpecin-Fenixは、ベルギーからイタリアのシエナに新しいバイクを輸送。
CANYON Aeroadは平坦やスプリントのためのエアロロードだが、Canyon Ultimatは、軽量のクライミングバイク。
マチュー・ファンデルプールはスペインでのトレーニングキャンプではアルティメットバイクを使用していたので、セッティングなどの問題もない。
すでに、シエナに現地入りして試走しているようだが、全くバイクや練習風景の写真は公開されていない。
まあ、レースが始まったらバイクについて注目して見ましょうかね。
マチューのレース前のコメントは
コースは前のエディションに比べて少し簡単で、グラベルが少なく、技術的ではない。しかし、それでも非常に要求の厳しいコースだ。最強のライダーがフロントに残る。
コースは、クライマーに少し適していると思う。一方、ファンアールトは、クラシックライダーもこのレースに勝つことができることをすでに証明している。
しかし、最初は強い出場者がたくさんいるから混戦となるだろう。オープンバトルを期待している。
場合によっては、ジュリアン、ワウトと三人が共闘して逃げる場面もまた見られるのではないかな。
モビスターはどうする?
CANYONを使用するチームには男子はモビスター、そして女子はCanyon SRAM Racingが使用。この両チームはどうしたかというと。
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上記は、モビスターのストラーデビアンケの試走の様子だけど、CANYON Ultimateに乗っている。コクピットはCANYON Aerocockpitをそのまま使用だ。ハンドルについても問題ないと思っているのかな?
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Canyon SRAM Racingは、 Ultimate や Aeroadが混在している。全員のバイクは間に合わなかったのか、本人のチョイスなのかはわからない。レースでは、Ultimateかもしれないですね。
再度、Aerocockpitの調整の仕方を見てみよう。
今回、マチュー・ファンデルプールのハンドルが破損した部分は、この可変となる場所ではない。
あくまで、ドロップの部分。シフターはケーブルがあるのでなんとかぶら下がっているけど、ドロップは折れたので、マチューが投げ捨てている。
石畳で大きな段差で、パチンと音がしたと、マチュー・ファンデルプールの親父さんが言っているで複合的な要因でしょうね。
クールネ・ブリュッセル・クールネでは車にぶつかったというけど、それは映像では確認できていない。本当にぶつかったのか?
これに関しては、マチュー・ファンデルプールもチームもCANYONの声明以上のことは言わないので不明だ。
モビスターも、Canyon SRAM Racingもバイクは切り替えているようだ。これもレースが始まったら、バイクにじっくりと注目だ。
一瞬で通り過ぎるだろうから、ドロップシートステイかどうかを確認するくらいしか出来ないけれど。
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