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アスタナを襲う悲劇 アレクサンドル・ウラソフまでジロ第2ステージでリタイヤ

海外情報
Mont Ventoux Dénivelé Challenge
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ジロ・デ・イタリアはいよいよ第3ステージのエトナでの登りの戦いが始まる。

だが、アスタナは6人で戦わないといけない。なんと第2ステージでアレクサンドル・ウラソフがリタイヤしてしまったのだ。

次々にアスタナを襲う悲劇、エースのヤコブ・フルサンを守る山岳アシストはいるのだうか?

 

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途中リタイヤのアレクサンドル・ウラソフ

チームもウラソフのリタイヤを報告。

 

アスタナはコロナにやられている。まずは、アレクセイ・ルチェンコが陽性反応で世界選手権にでれなかった。

 

 

ジロ開始前にコロナ陽性反応を出したンドス・ジビギトフ(Zhandos Bizhigitov)29歳のために、メンバーを2人変更。

 

 

無事にジロが始まったかと思っていたらミゲルアンヘル・ロペスがTTで落車してリタイヤ。

 

そして、今回の第2ステージでのアレクサンドル・ウラソフのリタイヤ。

https://www.youtube.com/watch?v=cpaCW_q7xzI&feature=emb_logo

アレクサンドル・ウラソフはレース前の夜から胃の不調に悩まされていた。もう、走れる状態ではなかったようだ。

アスタナのサブエースとしてのぞんでいたが、実質的には間違いなくエースとなる予定だったはず。24歳のロシア人の活躍は間違いなかったのだけど。

 

ここまでの2020の成績を見てみると

Aleksandr Vlasov
2020リザルト
  • Tour de La Provence (2.Pro)総合2位 Srage2優勝・ヤングライダー賞
  • La Route d’Occitanie – La Dépêche du Midi (2.1) 総合3位
  • Mont Ventoux Dénivelé Challenge (1.1) 優勝
  • Gran Piemonte (1.Pro) 4位
  • Il Lombardia (1.UWT) 3位
  • Giro dell’Emilia (1.Pro) 優勝
  • Tirreno-Adriatico (2.UWT) 総合5位 ヤングライダー賞

ロシアのGazprom-RusVeloプロチームから2020年に移籍してきたウラソフだが、その活躍はすさまじい。

モンヴァントゥチャレンジではギヨーム・マルタンを置き去りにして優勝。

 

山岳での強さはピカ一でイル・ロンバルディアではヤコブ・フルサンをアシストしながら3位に入るというスーパーな走りを見せている。

今回のジロでも、総合優勝のダークホースだったと言っても良い。それほどのライダーを失ったアスタナは6人で戦わないといけない。

とくに山岳で重要だった、ミゲルアンヘル・ロペスとアレクサンドル・ウラソフの二人が抜けてしまったのは残念で仕方ない。

 

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