ジロ・デ・イタリアはいよいよ第3ステージのエトナでの登りの戦いが始まる。
だが、アスタナは6人で戦わないといけない。なんと第2ステージでアレクサンドル・ウラソフがリタイヤしてしまったのだ。
次々にアスタナを襲う悲劇、エースのヤコブ・フルサンを守る山岳アシストはいるのだうか?
途中リタイヤのアレクサンドル・ウラソフ
アスタナはコロナにやられている。まずは、アレクセイ・ルチェンコが陽性反応で世界選手権にでれなかった。
ジロ開始前にコロナ陽性反応を出したンドス・ジビギトフ(Zhandos Bizhigitov)29歳のために、メンバーを2人変更。
無事にジロが始まったかと思っていたらミゲルアンヘル・ロペスがTTで落車してリタイヤ。
そして、今回の第2ステージでのアレクサンドル・ウラソフのリタイヤ。
アレクサンドル・ウラソフはレース前の夜から胃の不調に悩まされていた。もう、走れる状態ではなかったようだ。
アスタナのサブエースとしてのぞんでいたが、実質的には間違いなくエースとなる予定だったはず。24歳のロシア人の活躍は間違いなかったのだけど。
ここまでの2020の成績を見てみると
ロシアのGazprom-RusVeloプロチームから2020年に移籍してきたウラソフだが、その活躍はすさまじい。
モンヴァントゥチャレンジではギヨーム・マルタンを置き去りにして優勝。
山岳での強さはピカ一でイル・ロンバルディアではヤコブ・フルサンをアシストしながら3位に入るというスーパーな走りを見せている。
今回のジロでも、総合優勝のダークホースだったと言っても良い。それほどのライダーを失ったアスタナは6人で戦わないといけない。
とくに山岳で重要だった、ミゲルアンヘル・ロペスとアレクサンドル・ウラソフの二人が抜けてしまったのは残念で仕方ない。
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