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グラン・ピエモンテ2020でマチュー・ファンデルプールを破って勝利したのは?

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Photo by Andras Kovacs on Unsplash
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クリテリウム・デュ・ドーフィネが開幕した日に、イタリアではワンデイレースのグラン・ピエモンテが行われた。

クリテリウム・デュ・ドーフィネに続いて、放送されていたので見られた方も多かったのでは。

 

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Santo Stefano Belbo › Barolo (187k)

コースマップ

小刻みにアップダウンの繰り返されるコース。

一番長い登坂でも6.1kmで平均勾配4.1%。だが、3キロくらいの登りが何回も現れるので足を削られるコースだ。

 

フニッシュライン

ゴールも登っていて生き残れたライダーしかスプリントに参加出来ない厳しいコース設定だ。今回のレースでも、サバイバルとなり小集団がゴールを目指した。

 

先頭集団を追う、追走グループの中には、ジャンニ・モスコンとジョージ・ベネットの姿が。

 

ニバリのアタックも見れたのだが~。

ジョージ・ベネットは小さくなった集団で、ジャンニ・モスコンをちぎってソロ攻撃を開始。

ここからのジョージ・ベネットの力強さは凄かった。

 

Velon CCのデータによると、ジョージ・ベネットは最後の6%の勾配で平均30.8km/hで、1分間で550Wで逃げ続けた。

追いすがるディエゴ・ウリッシのスパートに追いつかれることはなかった。後ろの後続からはマチュー・ファンデルプールが3着で駆け抜けている。

 

レース再開後のジョージ・ベネットの調子は最高だ。ツール・ド・レンでのアシストでも良い働きを見せている。

今年はジロを目指す予定だったが、現在の所ツールしか予定がない。

 

だが、これならば、ツールは間違いなくベストの状態で望めるはず。Jumbo-Vismaのツールでの貴重なアシストとなるだろう。

これで、Jumbo-Vismaは一日で2勝をあげた。更に勝利を積み重ねていくのは間違いない。

逆にジャンニ・モスコンは今年グランツールに出場する予定がないのに、勝利がつかめないのではチームにとっても損失ではないかな。

 

リザルト

  1.  George Bennett (NZl) Jumbo-Visma,  4:38:23
  2. Diego Ulissi (Ita) UAE Team Emirates +0:00
  3.  Mathieu van der Poel (Ned) Alpecin-Fenix, +0:04
  4. Aleksandr Vlasov (Rus) Astana
  5.  Simon Geschke (Ger) CCC Team
  6. Alexander Aranburu (Esp) Astana
  7. Dries Devenyns (Bel) Deceuninck – Quick-Step
  8. Robert Stannard (Aus) Michelton-Scott
  9. Giulio Ciccone (Ita) Trek-Segafredo
  10. Attila Valter (Hun) CCC Team

 

こちらは公式サイトのハイライト

 

ゴール前の様子はこちらのほうが良くわかる

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