ロードバイクの情報を発信しています!

シクロクロスワールドカップ2024-2025第6戦ゾンホーフェン マチュー・ファンデルプールの初戦の走りは?

海外情報
Photo credit: Jan R. Ubels on VisualHunt
この記事は約16分で読めます。

ワールドカップ第6戦はベルギーのゾンホーフェンで開催。

男子エリートには、ついにマチュー・ファンデルプールが出場。今シーズンは、トム・ピドコックは出ないので3強が揃うことはないが、ファンの待ちに待った出場だ。

 

スポンサーリンク

第6戦ゾンホーフェン

コースマップ photo .uci.org/race-hu

 

昨年とコースは全く一緒。砂の登りと下りは健在。このコースのポイントは長い砂の下りだ。

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

最前列はセイリン・アラバラード。隣にインゲ・ファンデルヘイデン。

 

ブランカ・カタバス。

 

ゾーイ・バクステッド。

 

マリン・シュライバー。

 

ルシンダ・ブランド。

 

アンネマリー・ワースト。隣にレオニー・ベントベルド。

 

さあ、スタート。

 

スタートはまたもマリン・シュライバー。

 

ゾーイ・バクステッドが前に出る。

 

しかし、マリン・シュライバーが抜き返した。

 

問題の砂の下り。

 

ここでゾーイ・バクステッドがリードを奪う。

 

2番手にルシンダ・ブランドが上がってきた。

 

ゾーイ・バクステッドの後ろに、ルシンダ・ブランド、ブランカ・カタバス、アンネマリー・ワーストが見える。

 

アンネマリー・ワーストが2番手に。

 

2人が前に。ルシンダ・ブランドとブランカ・カタバスは少し離れている。

 

残り4周

2番手のアンネマリー・ワーストは、ゾーイ・バクステッドから4秒遅れで通過。

 

ゾーイ・バクステッドのリードが続く。

 

2番手を走っていたアンネマリー・ワーストがリタイヤ。左腕をおさえている。何があったのだろうか。

 

ルシンダ・ブランドは14秒離れている。

 

ゾーイ・バクステッドは、17秒のリードに。

 

残り3周

ゾーイ・バクステッドは、22秒差をつけて通過。

 

ゾーイ・バクステッドはバイク交換。

 

2番手以降はルシンダ・ブランド、インゲ・ファンデルヘイデン、セイリン・アラバラードと続く。

 

残り2周

ゾーイ・バクステッドは17秒のリードで通過。

 

ゾーイ・バクステッドは、最後まで持つだろうか。

 

雨が激しく降り始めた。

 

あ~、ゾーイ・バクステッドが追いつかれた。

 

しかし、ゾーイ・バクステッドはバイクに乗りなおしてルシンダ・ブランドを抜く。

 

ゾーイ・バクステッドは再スパートだ。

 

2番手にセイリン・アラバラードが上がる。

 

残り2周

ゾーイ・バクステッドは、5秒差で通過。後ろを確認するが元世界王者二人が追ってくる。

 

昨日優勝のマリン・シュライバーは7番手。後ろはレオニー・ベントベルド。

 

さあ、ゾーイ・バクステッドは後ろに張りつかれた。

 

セイリン・アラバラードが前に出ている。

 

ゾーイ・バクステッドは3番手に。

 

ルシンダ・ブランドが前に。ゾーイ・バクステッドは粘れるか。

 

パック・ピーテルスは5番手。

 

セイリン・アラバラードだけが、この砂の登りを乗ったままはクリアー。

 

ルシンダ・ブランドは9秒離された。

 

残り1周

セイリン・アラバラードが11秒リードして最終周回に。

 

ゾーイ・バクステッドは2番手に。11秒差だ。

 

2位争いは最後までもつれるか。

 

セイリン・アラバラードの勝利は固そうだ。

 

登りでゾーイ・バクステッドがリード。

 

セイリン・アラバラードは、登りのリードを守り切った。

 

今シーズンの8勝目だ。

 

ゾーイ・バクステッドは、喜び爆発。2024世界選手権U23王者はエリートでも2位を獲得。今シーズンの最高順位となった。

 

ルシンダ・ブランドは3位。ポイントではワールドカップリーダーをキープしている。

 

リザルト

優勝したセイリン・アラバラード

今日は昨日とは違う一日だった。昨日はスタートの20分前にすべてを吐き出してしまった。 とにかく、その時はあまり期待していなかったの。 今日は気分が良くなった。 新しい一日だった。

昨日は一過性のものだと期待していた。 昨夜も昨晩もよく眠れたし、すべてをキープできた。 また気分が良くなったんだ。 今日はいい日になると思っていた。 気合いを入れるのに少し時間がかかったけど、うまくいったよ。

クロスの最初の周回では、ゾーイ・バクステッド独走。追いつくと予想していたのだろうか?

前半はまだ信じていなかった。 一時はルシンダのホイールの上に乗っていたし、最後まで走り続ける2人のライダーだった。 一時は本当に接近していたので、”やっぱり今日は優勝だ “と思ったんだ。

この勝利は、大きな意味を持ちますか。

特に昨日のフィーリングの後ではね。 今日はまったく違った。 勝てるとは思っていなかったから、なおさらうれしいよ。 2レースサボってしまったし、昨日はいい1日ではなかった。  ワールドカップでいい走りを続けて、それから考えたい。

 

2位 ゾーイ・バクステッド

最初の2周は、もう少し走れるかもしれないと思っていた。 でも決勝では、セイリンとルシンダがとても強かった。 脚は疲れていたけど、ルシンダと2位争いができた。 全力を尽くさなければならなかったけど、幸運にも彼女に勝つことができた。

転倒しそうになったこともあった。 観客が “オーイ “と叫んでいるのが聞こえたし、私の頭の中でも “オーイ “という感じだった。 とても楽しかった。

 

3位 ルシンダ・ブランド

満足はしていない。クロスの間、アップダウンが激しかった。 ゾーイ・バクステッドを越えたとき、すごく強いと感じたんだ。 あの時、1周は本当にうまくいっていた。 ヘアピンでもたつくまではね。

それについてまだ説明がつくかどうか?

脚が冷えているのがよくないのはわかるけど、それ以外はわからないよ。でも、行かないときは行かないんだ。腐ったコーナーで、ずっと苦労してきたんだ。 本当に言われたことをやっているんだけど、どうにもならなかった。

 

Rnk Rider Team Time
1
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Fenix-Deceuninck 0:54:11
2
 BACKSTEDT Zoe
Canyon//SRAM Racing 0:05
3
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 0:15
4
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 0:41
5
 PIETERSE Puck
Fenix-Deceuninck 0:50
6
 VAS Blanka
Team SD Worx – Protime 1:31
7
 SCHREIBER Marie
Team SD Worx – Protime 2:10
8
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 2:18
9
 CANT Sanne
Crelan – Corendon 2:51
10
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 2:55
11
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Corendon 3:03
12
 HOLMGREN Isabella
Lidl – Trek 3:08
13
 CLAUZEL Hélène
Van Rysel CX Racing Team 3:54
14
 GERY Célia
France 3:55
15
 FOUQUENET Amandine
Arkéa – B&B Hotels Women 4:03
16
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bouwpunt 4:14
17
 VAN ALPHEN Aniek
Cyclocross Reds 4:17
18
 BROUWERS Julie
Charles Liégeois Roastery CX 4:19
19
 HARTOG Larissa
WV Schijndel ,,
20
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 4:36
21
 BARONI Francesca
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT 5:37
22
 KAY Anna
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT 5:45
23
 CLOUSE Katie
  5:52
24
 GARIBOLDI Rebecca
  5:59
25
 ZEMANOVÁ Kristýna
Brilon Racing Team MB 6:14
26
 MULLER Amandine
France 6:19
27
 MORICHON Anaïs
Arkéa – B&B Hotels Women 6:21
28
 LECHNER Eva
  6:27
29
 CRABBÉ Kiona
Athletes for Hope 6:28
30
 BORELLO Carlotta
BTC City Ljubljana Zhiraf Ambedo 6:43

 

スポンサーリンク

男子エリート

 

マチュー・ファンデルプールは、コースが重ければ重いほどよいと。コースは2周走っている。

 

最前列はピム・ロンハール。

 

エリ・イーゼルビット。

 

ジョラン・ワイセア。

 

マチュー・ファンデルプールは3列目スタート。

 

スタートダッシュはトーン・アールツ。

 

トーン・アールツがトップでフィールドに。マチュー・ファンデルプールはまだ、後ろ。

 

マチュー・ファンデルプールは次々に抜いていき、すでに6番手。

 

開始1分で、もうマチュー・ファンデルプールはトーン・アールツの後ろに。

 

あら~、砂の下りでマチュー・ファンデルプールが先頭に!

 

物凄いスピードでマチュー・ファンデルプールが駆け下る。

 

そして、一気に砂の登りをクリアー。

 

もう、後ろが見えない。

 

2位以下は、ピム・ロンハール、トーン・アールツ、エリ・イーゼルビット。

 

もう、誰もマチューの背中を見ることはないだろう。

 

初日から全開だ。

 

残り7周

マチューは、1周目だけで20秒のタイム差をつけて通過。

 

これはラップが早そう。

 

2位以下は、ティボー・ネイス、ピム・ロンハールと続く。

 

ティボー・ネイスは、28秒差。

 

残り6周

マチューは、ティボー・ネイスに22秒差をつけて通過。これは明日を考えて省エネ走行に切り替えるか。

 

この走りを見ると、マチューのコンデションなど心配する必要はなさそう。

 

ピム・ロンハールとティボー・ネイスが2位争い。後ろは、ジョラン・ワイセア、ローレンス・ウィークが追っている。

 

ピム・ロンハールはバイク交換。この隙にティボー・ネイスが前に。

 

残り5周

ティボー・ネイスが50秒差で通過。3番手のローレンス・ウィークは1分差で通過。

 

ティボー・ネイスが単独の2番手に。

 

マチューは無人のコースを走っているかのよう。

 

残り4周

5周回完了。

 

ティボー・ネイスは57秒差で通過。

 

3位集団はエリ・イーゼルビットを先頭に1分25秒差で通過。ここは表彰台争いとなる。

 

ティボー・ネイスは1分4秒差に。3位集団とは20秒差。

 

残り3周

マチューは自分のペースに切り替えたか。

 

しかし、これほど差がつくとは~。

 

2位のティボー・ネイスは1分13秒差に。じわりと広がっている。

 

残り2周

マチューは残り2周に。

 

3位争いは、ジョラン・ワイセア、ラース・ファンデルハール、エリ・イーゼルビット。

 

エリ・イーゼルビットが3番手に。坐骨神経痛はよさそうだ。

 

トーン・アールツが3位争いに加わる。

 

あ~、なんとエリ・イーゼルビットがフェンスにぶつかってしまう。

 

トーン・アールツが3位争いから抜け出しそうだ。

 

残り1周

2位のティボー・ネイスは1分28秒差で通過。

 

ティボー・ネイスの2位は固い。

 

マチュー・ファンデルプールはバイク交換もしていない。

 

マチュー・ファンデルプールは、ペダルの上に立って敬礼。今シーズンの初戦は圧倒的な勝ち方となった。

 

目標である世界選手権に向けて万全のコンデションだ。

 

ティボー・ネイスは、集団から抜け出したまま単独で2位に。

 

表彰台争いはジョラン・ワイセアが制した。

 

トーン・アールツは、登りでジョラン・ワイセアにおいていかれて4位。

 

リザルト

優勝したマチュー・ファンデルプール

これは私が今まで乗った最初のクロスの中でベストの1つだった。スタート前に言ったように、最初のクロスでは違うアプローチをとったんだ。 インターバルを少し減らし、持久的なライドを増やした。 でも、そうだね、スタートからすごくいい感じだった。 テクニックもとても良かった。

この冬の大きな目標である2月初旬のワールドカップに向けて順調に進んでいるようですね。

コース上よりもね。 今日は自分でも予想していなかった。 タフなクロスだったことが有利に働いたと思う。 インターバルが少なかったからね。 最初から自分のペースで走ることができた。 このフィーリングにはとても満足している。

3列目からスタートしたが、1分16秒ですでにトップに立ってましたね。

スタートは良かった。 序盤はもちろん、集団の中にいると何もできない。 ピットへ行く前の最終コーナーで、かなりひどいことになってしまった。 またミスをしてしまった。

でもその後の泥の中からの脱出は、他のライダーより良かったと思う。 ピットアウトのときも、すぐに正しいコースに出ることができた。

その後のクロスはどうだった?

自分に合ったペースで、一定のペースで走った。 一人だと、コースを少しアレンジできる。 テクニカルセクションでは、少し息継ぎができた。 そうすればミスも少なくなる。

 

2位 ティボー・ネイス

正直言って、これは勝利のような気分だ。時々、いいフィーリングがあったけど、アンラッキーだった。 今、すべてが再びうまくいった。 これにはとても満足している。 たとえ4位か5位だったとしても、また自分の力を発揮できてうれしいよ。

バイクを温めて、それをスピードに変えられるラップだとすぐに感じた。 昨日はそれが足りなかった。 クロスに特化したフィーリングが欠けているような気がする。

もちろん、それはクロッサーとして重要なことだけどね。 でも今日は、トラックでスピードを取り戻すことができた。 その結果、いい1日になったよ (…)マチュー・ファンデルプールを除いて、僕は一人でレースをリードしたんだ。

 

3位 ジョラン・ワイセア

 

Rnk Rider Team Time
1
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin – Deceuninck 1:00:39
2
 NYS Thibau
Baloise Trek Lions 1:30
3
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon 1:33
4
 AERTS Toon
Deschacht – Hens – FSP 1:41
5
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 1:47
6
 SWEECK Laurens
Crelan – Corendon 1:52
7
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin-Deceuninck Development Team 1:58
8
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 2:22
9
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 2:30
10
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Bingoal 2:37
11
 RONHAAR Pim
Baloise Trek Lions 2:45
12
 HENDRIKX Mees
Heizomat Radteam p/b Herrmann 3:08
13
 KAMP Ryan
  3:13
14
 KUHN Kevin
Charles Liégeois Roastery CX 3:23
15
 VAN DE PUTTE Victor
Deschacht – Hens – FSP 3:26
16
 BOROŠ Michael
Elkov – Kasper 3:40
17
 MASON Cameron
Cyclocross Reds 3:52
18
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – FSP 4:52
19
 VERSTRYNGE Emiel
Crelan – Corendon 5:03
20
 MENUT David
AS Bike Racing 5:14
21
 WIEDMANN Luke
  5:18
22
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 5:25
23
 ORTS Felipe
Ridley Racing Team 5:31
24
 MEISEN Marcel
  5:34
25
 VENTURINI Clément
Arkéa – B&B Hotels 5:43
26
 BERTOLINI Gioele
FAS Airport Services – Guerciotti 6:12
27
 GABRIEL Timothé
Team CX TPM 6:28
28
 FUNSTON Scott
  ,,
29
 KONWA Marek
LUKS Trójka Piaseczno 6:37
30
 SUAREZ Kevin
Nesta – MMR Cycling Team 7:00

コメント

タイトルとURLをコピーしました