Netcompany INEOSのテイメン・アレンスマンは、なんとスタートに間に合わなかった。
これは中々ないことだけど、もし仮に総合を争っていた時だったら大変なことだったはず。
何故、テイメン・アレンスマンは遅れたのだろうか。
スタートに現れず
💤El neerlandés Thymen Arensman se duerme en los laureles en la salida de la contrarreloj de 26,1 kilómetros de la etapa 16 del #TourRTVE21j
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— Teledeporte (@teledeporte) July 21, 2026
テイメン・アレンスマンは12秒遅れでスタートした。
ツール・ド・フランスの歴史には数々のドラマやハプニングが存在するが、タイムトライアルでの遅刻といえば「史上最大のうっかりミス」として今も語り継がれる1989年大会のペドロ・デルガド(スペイン)の悲劇が有名だ。
前年覇者として連覇を狙っていたデルガドは、開幕戦の個人タイムトライアルでウォーミングアップに集中しすぎるあまり、自分のスタート時間を完全に勘違いしていた。
無情にもカウントダウンは進み、慌てて出走台に駆け込んだ時にはすでに2分40秒ものタイムロスが確定していたのだ。
開幕戦の記録はダントツの最下位となり、誰もが「デルガドのツールは終わった」と思ったが、そこから王者の意地を見せつけ総合3位となっている。
今回のアレンスマンの遅刻も、そんなツールの歴史を彷彿とさせる出来事となった。
自分のミス
スタート前、一体何があったのですか。
それが最初の質問なのは面白いね。もちろん自分自身の責任だ。ただ、僕は深く集中していて、チームのケアスタッフも、UCIの誰も、僕が行くべきだというそぶりを全く見せなかったんだ。
でも最初に言った通り、自分の責任だよ。とにかく集中していた。最悪の気分だったけれど、冷静さを失わずにできるだけ強くペダルを踏み込むことだけを心がけた。でも、やっぱりイライラする出来事だったのは間違いないよ。
頭の中が混乱したはずなのに、どうやってあれほどの素晴らしいタイムを記録できたのですか。
イライラしていても自分にとって得になることは少ないと考えて、別のエネルギーに変換しようとしたんだ。でも、やっぱり頭の中には少し残ってしまった。
僕も人間だし、特に第3週だからね。悔しいけれど、僕にできることは少ない。チームと一緒に評価して、そこからしっかり学んでいくよ。
今朝、「全力を尽くすかどうかは脚の感覚次第だ」とおっしゃっていましたが、どのタイミングで「今日は全力で行こう」と決めたのですか。
ジロ・デ・イタリアで総合を争った後だし、第1週の暑さもあって、特にメンタル面も含めて体にはかなりのストレスがかかっている。
調子は決して最高ではなかったんだ。でも、やっぱり試走はしておきたくて、コースを走った後に「今日は1時間半から2時間、メンタルのスイッチを完全に入れよう。」と自分に誓ったんだ。結果として、そこそこのパフォーマンスが出せたと思うよ。


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