マチュー・ファンデルプールが、昨今のプロペロトンにおける「狭いハンドルバー」のトレンドに逆行し、幅広のハンドルバーを使用し続ける理由を明かした。
ミラノ~サンレモに向けてコンディションが絶好調であることも語る一方で、SNS上では空気抵抗を意識したとみられるCanyonの新型ハンドルをテストする姿も確認されており、今後の機材選択に注目が集まっている。
マチュー・ファンデルプールのこだわり
近年、プロペロトンでは空気抵抗を減らすためにハンドル幅を狭くし、ブレーキレバーを内側に向けるセッティングが主流となっている。
しかし、ファンデルプールはそのトレンドには従わず、比較的伝統的なセッティングを維持している。これはトップライダーでも珍しい。
レムコ・エヴェネプールなど逃げる選手はUCIルール限界までハンドルバーを狭くして空気抵抗を抑えている。
Canyonは通常、400mm以下のハンドルバーを製造しているが、マチュー・ファンデルプールのハンドルはブラケット間で420mm、外側の端で計測すると450mmに達すると報じられている。
マチュー・ファンデルプール自身のコメント
これまでずっとこのハンドルを使ってきた。自分としては、特別に広いとは思わない。他の選手たちがずっと狭いものを使っているから、広く見えるだけだ。
空力的なアドバンテージは少し失うかもしれないが、ペダルの上に立ったときに生み出せるパワーが気に入っている。このサイズに慣れているし、今のところはこの広いハンドルを使い続けるつもりだ。
ダンシング時のパワー伝達を重視し420mmのハンドルを好むと語る一方で、先日彼のInstagramで公開されたトレーニング中の画像では、前方にスイープしたより狭い形状の統合型エアロハンドルバーをテストしていることが明らかになっている。
今後どのように機材を使い分けるのかが気になるところ。ただ、幅広のハンドルを使うことでマシンコントロールは凄い。マチューが何度も落車を免れる走りを見せるのもこのハンドル幅があるからだろう。
また、ミラノ~サンレモに向けた自身のコンディションについて、彼は「やるべきことはもうあまり残っていない。準備はうまくいったし、今週の脚の感覚にも全体的なフィーリングにも満足している。それだけで十分だ」と以前のインタビューで語っている。
一方で、強力なライバルであるタデイ・ポガチャルについては「ほんの少しでも隙を見せれば、チプレッサでいなくなってしまうだろう。彼がサンレモで勝つのは時間の問題だ」と警戒を示している。




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