Cannondaleから、長年愛されてきたハイパフォーマンス・アルミロードバイクCAADシリーズの最新モデルCAAD14が発表された。
すでにUCIの認可リストに載ってましたね。
Not Carbon. Not Sorry.(カーボンじゃない、後悔なんてない、謝らない)という力強いキャッチコピーとともに登場。
今回は、カーボンフレームの形状を模倣するのではなく、アルミ素材の強みを活かした伝統的なシルエットへと原点回帰している。
Cannondale CAAD14
新型CAAD14の最大の特徴は、ホリゾンタル(水平)に近いトップチューブや高い位置で交わるシートステーなど、名機「CAAD10」を彷彿とさせるクラシックなフレーム形状への回帰だ。
見た目はトラディショナルだが、中身は完全に現代のレースバイクとしてアップデートされている。
- 完全内装ケーブル設計: Cannondale独自のDelta Steererフォークにより、ケーブル類を完全に隠すクリーンなコックピットを実現
- 最新規格の採用: 整備性の高いBSAねじ切りボトムブラケットや、UDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)に対応
- タイヤクリアランスの拡大: 最大32mm幅のタイヤに対応し、最新のハイボリュームタイヤも装着可能
何故アルミ?
Not Carbon. Not Sorry.(カーボンじゃない、後悔なんてない、謝らない)のコピー通り、無理にカーボンに似せて重量やレスポンスを犠牲にするのをやめている。
アルミ特有のダイレクトな加速感や金属の乗り味という、ファンが最も求めていた強みに立ち返っている。
これは、高騰する機材価格と、実践派レーサーへの最適解だ。ハイエンドカーボン車が100万円を超える現在、落車リスクのある市民レース等で限界まで攻めるのは困難。
機械式105搭載で34万円という価格設定は、予算を抑えつつ第一線で戦える「真の実戦機材」を求める層の確実な受け皿になる。
メンテナンス性と機械式コンポへの配慮もされている。
最新の完全内装エアロフレームは機械式(ワイヤー引き)変速の組み付けが困難だけど、CAAD14は専用フォークでケーブル内装のトレンドを押さえつつ、BSAねじ切りBB等を採用。
ユーザー自身が整備しやすい実用性の高さも維持している。CAAD14の伝統的シルエットへの回帰は単なる懐古主義ではなく、「手の届く価格で、最高の走りと扱いやすさを提供する」という、現代のレーサーに対するCannondaleの誠実な回答と言える。
手の届きやすいレーシングパッケージ
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完成車2種類とフレーム販売がある。ラインナップの中で、より身近なエントリーレースモデルとして位置づけられているのがCAAD14 3。
アルミフレームの爆発的な加速力と鋭いハンドリングを、信頼性の高いパーツ構成でまとめ上げている。
- コンポーネント : Shimano 105 R7100 12速(メカニカル)
- クランク : Shimano 105 R7100, 50/34T
- カセット : Shimano 105 R7100, 11-34T, 12速
- ブレーキ : Shimano 105 R7170 油圧ディスクブレーキ
- コクピット : Vision Trimax Compact(ハンドル) / Cannondale C1 Conceal Alloy(ステム)
- シートポスト : Cannondale 3, 6061 Alloy, 27.2x350mm
- サドル : Prologo Nago RS STN
- ホイール : Cannondale RD 2.0 Disc, 28h(Shimano TC500ハブ)
- タイヤ : Vittoria Zaffiro, 700x28c
- 価格 : 345,000円(税込)
シンプルで耐久性に優れた機械式変速を好みつつ、第一線で戦えるパフォーマンスを求めるサイクリストにとって、非常に魅力的な選択肢となっている。



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