世界トップクラスのトラック選手が集う6 Day London。勝負の行方は最終日までわからない展開。
最終日前日の5日目にはマーク・カヴェンディシュ/オウェイン・ドゥール組がトップに。最終日の最終種目で決着がつくスリリングな展開となり大きく観客を沸かせた。
優勝したエリア・ヴィヴィアーニの写真が上がってきたので見てみよう。
6Day Londonの結果
- マディソン(20分) エリア・ヴィヴィアーニ/シモーネ・コンソーニ
- チームエリミネーション エリア・ヴィヴィアーニ/シモーネ・コンソーニ
- 7.5kmポイントレース オリバー・ウルフ/フレデリクセン
- 40ラップDerny マット・ボスストック
- 40ラップDerny ヨエリ・ハヴィック
- マディソン(25分) マーク・カヴェンディシュ/オーウェイン・ドゥール
4日目を終わって首位はシモーネ・コンソーニ/エリア・ヴィヴィアーニ。
- マディソン(20分) ヨエリ・ハヴィック/ウィム・ストロイティンガ
- チームエリミネーション マーク・カヴェンディシュ/オーウェイン・ドゥール
- 250mマディソンTT ブライアン・コカール/ドナバン・グロンディン
- 60ラップDerny ジョナサン・デイベン/クリス・レイサム
- マディソンチェイス マーク・カヴェンディシュ/オーウェイン・ドゥール
5日目にマーク・カヴェンディシュ/オーウェイン・ドゥールが首位奪還!
- チームエリミネーション マーク・へスター/オリバー・ウルフ・フレデリクセン
- 250mマディソンTT ブライアン・コカール/ドナバン・グロンディン
- 60ラップDerny マーク・カヴェンディシュ/オーウェイン・ドゥール
- ファイナルチェイス エリア・ヴィヴィアーニ/シモーネ・コンソーニ
最後のファイナルチェイスでエリア・ヴィヴィアーニとマーク・カヴェンディシュの一騎打ちで勝負がついた。
総合優勝を飾ったのは、ファイナルチェイスのゴールで勝利したヴィヴァーニ組となった。
Cavendish 🆚Viviani – the next chapter 📖@eliaviviani takes it. #SixDayLondon pic.twitter.com/tnL1tyTtYZ
— Six Day (@sixdaycycling) October 25, 2019
先行したエリア・ヴィヴィアーニがマーク・カヴェンディシュをまくらせなかった。素晴らしい勝利だ!
エリア・ヴィヴィアーニのゴールド仕様トラックレーサー
トラックレーサーはピナレロマート。ヴィヴィアーニの友人が特別なクロム塗装が出来るというのでフレームを送ったそうだ。
オリンピックで使ったバイクではなく同じジオメトリの同じタイプのバイク。
エリア・ヴィヴィアーニは2016年リオデジャネイロオリンピックでオムニアムで金メダルを獲得している。
オムニアムは1日に4種目を争うレース。
- スクラッチ
- テンポレース
- エリミネーション
- ポイントレース
エリミネーションとポイントレースは6Day Londonの記事の中で説明したので割愛。
スクラッチとテンポレースについて簡単に説明すると
スクラッチとは
参加者全員がコースの上下に分かれて縦列に整列し、スタートと共にニュートラルラップが開始され、1周走った後に号砲が打たれて正式スタートとなる。
男子10 km、女子7.5 ㎞の距離で着順を競う。周回遅れの選手はトラックの外側に離れないといけない。
テンポレースとは
男子10km、女子7.5kmで行われ、毎周回ごとに先頭の選手にのみ1点が与えられる。周回遅れの選手に追いつくと20点が与えられる。
ポイントレースなどは25kmも走るため、短距離だけでなく長距離も強い選手が有利となる。
ヴィヴィアーニのZIPPのステムはゴツイですねえ~。ステムにくくりつけてあるのは何でしょうか?
エアロなハンドル。ペダルはトラックレースですがデュラエースですね。
サドルのデザインもオモシロすぎ。
こちらにはヴィヴィアーニのサインと2016の文字がある。
SRMのPOWERメーター付きでしょうか?
素晴らしく綺麗なゴールドですね。東京オリンピックもこれで走るのかな?
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