UAE-Team Emiratesからローリー・サザーランド(37歳)がイスラエルサイクリングアカデミーに1年契約で移籍。
何度も記事で書いているようにイスラエルサイクリングアカデミーはカチューシャ・アルペシンを吸収合併している。
つまり、両チームが合併するということは契約できる人数は半分になるということ。
その貴重な契約の席がローリー・サザーランドによって一つ埋まった。私的にはそちらのほうが気になる。
ダン・マーティンとチームメイトに
イスラエルサイクリングアカデミーは契約をツイートで報告。
ICA Announcement: Adding the ultimate leader, mentor and rider for all missions: Signed Rory Sutherland (@TeamUAEAbuDhabi ) for the 2020 season. Yalla Rory. Get ready ! Full story: https://t.co/bsG3iDUcxA pic.twitter.com/MmZnU9Wcs7
— IsraelCyclingAcademy (@yallaACADEMY) October 21, 2019
イスラエルサイクリングアカデミーは、カチューシャ・アルペシンとの合併前にダン・マーティン(UAE-Team Emirates)との契約をすでに発表していた。
ローリー・サザーランドとダン・マーティンは2018年から2年間UAE-Team Emiratesでチームメイト。
2018年のツール・ド・フランスではローリー・サザーランドがダン・マーティンのアシストをしている。
つまり、彼らはイスラエルチームでまたチームメイトとなることになった。
ローリー・サザーランドもICAに署名するうえで、ダン・マーティンが先に移籍を発表していたのは助けになったという。
「ICAプロジェクトには何か特別なものがあると思う。ライダー、スタッフ、オーナーのグループには卓越したいという願いがある。プロジェクトに携わるすべての人がやる気と興奮に満ちている。
私の経験が若いチームの手助けになれば良いと思う」
とサザーランドは述べている。
イスラエルサイクリングアカデミーとしては、2020年にワールドツアーレベルに上がるために、チームが求めていたライダーがサザーランドだった。
特定のレースでは、ロードキャプテンとして走れるライダー。特にグランドツアーではリーダーをアシスト出来る選手の獲得が必要だったのだ。
また、それ以上にチームの若いライダーを助け、アドバイスの出来る豊富な経験とリーダーシップのスキルを持つライダーだったのだ。
だが、これでチームが合併して契約できるライダーの数が一つ減った。
イスラエルサイクリングアカデミー側の2020年契約選手はすでに発表されて現在16人。
カチューシャ・アルペシン側はまだ発表されておらず、残る席は少ししかない。
カチューシャ・アルペシンから移籍しているライダーは以下の通り。
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