ジロ・デッラ・トスカーナの翌日に開催されるコッパ・サバティーニ。Coppa Sabatini – Gran Premio città di Peccioli(1.Pro)
ジロ・デッラ・トスカーナと、連続してレースに出場するライダーは多い。
レース名の由来は、イタリアのライダー、ジュゼッペ・サバティーニの活躍を称えて行われている。サバティーニはサイクリストを引退して4年後の1951年に36歳で病気で亡くなっている。
レースは彼の死の翌年からコッパ・サバティーニとして始まっている。
過去の優勝者
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2024 マルク・ヒルシ
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2023 マルク・ヒルシ
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2022 ダニエル・マルティネス
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2021 ミカル・ヴァングレン
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2020 ディオン・スミス
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2019 アレクセイ・ルチェンコ
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2018 フアンホセ・ロバト
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2017 アンドレア・パクアスロン
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2016 ソンニ・コルブレッリ
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2015 エデュアルド・プラデス
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2014 ソンニ・コルブレッリ
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2013 ディエゴ・ウリッシ
ペッチョリ~ペッチョリ 198.9km

コースプロフィール phsot girodellatoscana
コースは3つの部分で構成されている。
- 最初に32.8kmのループ
- 24.7kmの周回コースを5周
- 12.2kmのショートサーキットを3周
最初はモンテフォスコリの壁の壁が待っている。登りの距離は短いのだけど、これだけ続くと集団は絞られていく。最後のゴールは1kmで7%の勾配があるのでパンチャーかクライマーが有利となる。
- 山岳ポイント ラヤティコ 2.8km・3%
- 山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
- 山岳ポイント モンテフォスコリ 1.1km・8%
- 山岳ポイント テッリッチョーラ 3.4km・3.4%
- 山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
- 山岳ポイント モンテフォスコリ 1.1km・8%
- 山岳ポイント テッリッチョーラ 3.4km・3.4%
- 山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
- 山岳ポイント モンテフォスコリ 1.1km・8%
- 山岳ポイント テッリッチョーラ 3.4km・3.4%
- 山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
- 山岳ポイント モンテフォスコリ 1.1km・8%
- 山岳ポイント テッリッチョーラ 3.4km・3.4%
- 山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
- 山岳ポイント モンテフォスコリ 1.1km・8%
- 山岳ポイント テッリッチョーラ 3.4km・3.4%
- 山岳ポイント テッリッチョーラ 3.4km・3.4%
- 山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
- 山岳ポイント ペッチョリ フニッシュライン 1.4km・5.6%
- 山岳ポイント ペッチョリ 1.4km・5.6%
注目のライダーは
- XDS Astana Team クレモン・シャンプッサン、クリスティアン・スカローニ、ディエゴ・ウリッシ
- UAE Team Emirates – XRG アイザック・デルトロ、ヤン・クリステン、アレッサンドロ・コーヴィ、ラファウ・マイカ
- Cofidis サイモン・カー、ディラン・トゥーンズ、バンジャマン・トマ
- EF Education – EasyPost サムエーレ・バティステッラ、ルイ・コスタ、リチャル・カラパス
- Intermarché – Wanty ロレンツォ・ロタ、ゲオルク・ツィンマーマン
- Team Jayco AlUla アレッサンドロ・デマルキ、ポール・ダブル
- Movistar Team ダヴィデ・フォルモロ、ナイロ・キンタナ、ペライヨ・サンチェス、ロレンゾ・ミレジ
- Red Bull – BORA – hansgrohe アレクサンドル・ウラソフ、ジャンニ・モスコン
- Tudor Pro Cycling Team マイケル・ストーラー、マルク・ヒルシ
- Team TotalEnergies ステフ・クラス、ピエール・ラトゥール
- Uno-X Mobility マグヌス・クルセット、オーデネ・ホルター
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
XDS Astana Teamは、クリスティアン・スカローニ、クレモン・シャンプッサンで狙う。
EF Education-EasyPostのリチャル・カラパスは見せれるか。
アイザック・デルトロは昨日に続いて勝利となるか。
UAE Team Emirates – XRGのメンバー良すぎ。
ニュートラルスタート。
街中の狭い中を走る。ファンはたまらないだろう。
0kmで一旦止まってからオフィシャルスタート。
10人の逃げ
プロ選手は5人。
- ジョン・アギーレ (Euskaltel – Euskadi)
- サミュエル・ゾッカラート(Team Polti VisitMalta)
- ヴァランタン・リテールロー (Team TotalEnergies)
- アレクサンドル・バルマー (Solution Tech Vini Fantini)
- Edgar Cadena Martinez (Petrolike)
- Simon Dalby (Uno-X Mobility)
- Luca Cretti (MBH Bank Ballan CSB)
- Edoardo Cipollini (MBH Bank Ballan CSB)
- Ben Granger(Mg.K Vis Costruzioni e Ambiente)
- Nicolò Pizzi (Mg.K Vis Costruzioni e Ambiente)
残り40.2km。先頭は8人でタイム差2分20秒。
山岳ポイント ペッチョリ 0.7km・11%
残り36.7kmでタイム差2分18秒。
集団から追走が出来そう。Cofidisのバンジャマン・トマがアタック。
Tudor Pro Cycling Teamのマルク・ヒルシが飛ばす。
追走は9人。マルク・ヒルシ、UAE Team Emirates – XRGからアイザック・デルトロ、ヤン・クリステン、EF Education-EasyPostはリチャル・カラパス、ジェファーソン・アレクサンダー・セペダ、Lidl – Trekからテスファチオン・ナトネル。
ヤン・クリステンが追走を引く。アイザック・デルトロがエースだ。
山岳ポイント ペッチョリ フニッシュライン 1.4km・5.6% 残り2周
先頭が通過。
11秒差で追走が通過。集団も見えている。
残り20.4km。追走とは10秒差。
先頭から二人が抜け出す。アレクサンドル・バルマーだ。
追走はアイザック・デルトロのグループに追い付かれている。
5秒差となった。
2人が追いつかれた。
山岳ポイント ペッチョリ 1.4km・5.6% 残り1周
残り1周に。
リチャル・カラパスが攻める。
90km/h前後で下っている。
後続は27秒離れており、最後の登りで決まる。
アイザック・デルトロが仕掛ける。
アイザック・デルトロにCofidisのバンジャマン・トマが張り付いている。
残り2.3km。アイザック・デルトロは20秒稼ぎだした。
後続はヤン・クリステンがチェックしている。
残り1km。どう考えても二人は引き立て役のような~。
ここでバンジャマン・トマがアタック。
しかし、アイザック・デルトロには通用しない。
アイザック・デルトロがバンジャマン・トマを引き離す。
この差だ。
アイザック・デルトロは余裕。
これでアイザック・デルトロは3連勝となった。強い。強すぎる。アシストもいいけど、アイザック・デルトロ自身の脚もある。
今シーズンの12勝目だ。まだ、イタリアでレースがあるのでもう1勝して4連勝とするのか。止まらない男だ。
リザルト
優勝したUAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロ(チーム公式サイトより)
イタリアで3勝して今週を終えることができたのは素晴らしい気分だ。決勝では強いと感じたし、チャンスがあると判断したときには全力を尽くした。
チームは素晴らしい走りを見せてくれた。僕を位置取りし、守り続け、フィナーレで力を発揮できるようにしてくれた。ここペッチョリで、このレースで勝てたことは、とても意味のあることだ。
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