ロードバイクの情報を発信しています!

2025 ツール・ド・フランス第16ステージ 何度か限界に達したというタデイ・ポガチャル

海外情報
UnsplashThibaut BOISSONが撮影した写真
この記事は約4分で読めます。

タデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーの2021年以来、2度目の対決となったモン・ヴァントゥ。

2021年の2回上るモン・ヴァントゥでは、1回目にタデイ・ポガチャルはヨナス・ヴィンゲゴーから切れてしまう。こんな姿は中々みられないタデイ・ポガチャルの走り。

当時は暑さのせいだとか、色々と言われたけれど彼も人だと気づかせてくれた瞬間でもあった。逆にヨナス・ヴィンゲゴーの強さも際立っていた。

2回目の二人の対決。凄まじいの一言では言い尽くせない究極の戦いを見せてくれた。

 

スポンサーリンク

ヨナス・ヴィンゲゴーについていく判断

 

タデイ・ポガチャルのコメント

ヨナス・ヴィンゲゴーの攻撃については?

彼らが引っ張り始めた時、彼がトライするが分かっていた。自分は全ての準備を整えていた。

幸運なことに、僕は2021年のようにヨナスに遅れを取るよな脚力ではなかった。今朝決めたように、イエロージャージを守った。

スロベニアのファンも多かったしね。明日のアルプスでのステージではスロベニアの人全員がプリモッシュ・ログリッチ、そして他の選手たちを応援してくれるので素晴らしいものになると思う。

もちろん、苦しいところもあった。 でも今日は2021年と違いモン・ヴァントゥを1回登るだけだった。下からゴールまで多かれ少なかれガス全開だったと思う。 これからの数日間は、もっともっと体が疲れると思う。

逃げが出来たときに、最初は3人の逃げで、私たちはすでに止まっていた。 それからまたアタックが始まり大きな逃げになった。 マルク・ソレルとパヴェル・シヴァコフが中にいたので、そのまま行かせた。

もし上りを走らなければならなかったら、アダム・イエーツとティム・ウェレンスと一緒に走り、逃げ集団にはマルク・ソレルとパヴェルが加わると思っていた。

だから彼らが行ってしまえば、逃げ集団は差を広げることができると予想していた。 でも最終的には、ヴィズマのおかげでかなり接近していた。

 

今日はモン・ヴァントゥで勝とうとしてましたか?

残り800m地点で先頭の姿が見えたから、僕かヨナスが1回大きな力を出せば追いつけるかもしれないとは思っていたけど、彼らは勝利に値したと思う。

ステージ勝者のヴァランタン・パレパントルを見たよ。表彰式前の更衣室で一緒にいたんだけど、とても幸せそうだった。

伝統的な登りだし、彼は生粋のクライマーだから、もちろん常に勝ちたいと思っている。何も手放したくないならば行けばいい。しかし、確かに彼は今日の勝利に値する。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがゴール後に倒れたのは見ましたか?

それについては見ていない。彼は、すぐに自分の所にきて、おめでとうと言ってくれた。私も彼におめでとうと言ったが、彼は倒れたことなど話してなかったので、実際の所は何が起こったのかわからない。

数日前に風邪を引いていると言ってましたが、コンデションについて何か言えますか?

コンデションはいいけれど、休息日明けでモン・ヴァントゥだったので怖ったけれど準備はうまくいった。

パリまでレースをして、誰が勝者になるのか見てみたい。 今日は休養日の後で、とてもハードな1日だった。 僕にとっては、これで1つクリアしたことになるし、次の日に向けていいモチベーションで臨めるよ。

 

タデイ・ポガチャルは1回だけ攻撃したけれど、この上りで爆発的なスビードを出すのは賢明ではなかったと。自分自身を温存することを考え、ただヨナスについていこうとしていたと言っている。

全開アタックをしても、ヨナス・ヴィンゲゴーは追いついてくるのだから自分が追い込まれるだけだ。

タデイ・ポガチャルはリーダーなので前に出る必要はないが、この上りではヨナス・ヴィンゲゴーが前を引いた時間のほうが圧倒的に長かった。

彼ら二人は世界最高峰のクライマーなのだ。ヨナス・ヴィンゲゴーは、タデイ・ポガチャルのポテンシャルも最大限に引き出したと言っても良い。素晴らしい戦いだった。

 

日本語字幕でみると内容がよくわかる

コメント

タイトルとURLをコピーしました