タデイ・ポガチャルがレムコ・エヴェネプールに17秒遅れのステージ2位。クリテリウム・デュ・ドーフィネでのタイムの悪さを改善。
これで総合トップに。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
第1ステージでは、全賞総なめというのは良くあるけれど、途中で3賞独占は歴史上の快挙となる。
歴史上5人目の快挙
Riders to simultaneously lead the general, points and mountains classification at the Tour de France:
Eddy Merckx – 1969, 1970
Bernard Hinault – 1979, 1985
Acacio da Silva – 1989
Richard Virenque – 1992
Philippe Gilbert – 2011
Tadej Pogacar – 2025— CafeRoubaix (@CafeRoubaix) July 9, 2025
ツール・ド・フランスで総合、ポイント、山岳の3部門を同時にトップにたった選手は歴上5人目。
- エディ・メルクス 1969・1970
- ベルナール・イノー 1979・1985
- アカシオ・ダ・シルバ 1989
- リシャール・ビランク 1992
- フィリップ・ジルベール 2011
- タデイ・ポガチャル 2025
ずっと支配するわけはないけれど、着々と歴史に名前を刻んでいる。
タデイ・ポガチャルが乗るColnago TT1
We stopped by the UAE team bus to get up close and personal with Tadej Pogačar’s Colnago TT1 ahead of stage 5 of the Tour De France https://t.co/BXKx8Cp88g
— @cyclingweekly no reposts (@cw_unique) July 9, 2025
タデイ・ポガチャルとチームメイトのジョアン・アルメイダは、ツールに向けてそれぞれカスタムメイドのカーボンファイバー製エアロエクステンションを装着している。
これは従来のボルトによる接合ではなくてハンドルバーに直接接続されている。ENVE製で、二人だけがワンピースエクステンションとなっている。
タデイ・ポガチャルがインタビューでも述べていたけれど、ENVEのフロントホイールに秘密があるのかも。新型のSES.4.5 PROとはリムハイトが違う。リアのディスクも未発表だ。
この高さのリムを使えるのはツールでは最後となりそう。
- フレームセット: Colnago TT1
- グループセット: Shimano Dura-Ace Di2 R9200、62t カーボンチタンチェーンリング
- ホイールセット: 未発表のENVEリアディスクとフロントホイール
- パワーメーター: Shimano Dura-Ace FC-R9200-P
- タイヤ: コンチネンタル GP5000 TT TR、700x25c
- ハンドルバー: Colnago TT1ベースバー(ENVEカスタムエクステンション付き)
- シートポスト: Colnago TT1
- サドル: Fizik Transiro Aeris Long Distance R1 Adaptive
- ボトルケージ: Colnago TT1用Darimoカーボンシートポスト
- ペダル: Shimano Dura-Ace
コメント
そのうち、ヤルノヴィタルあたりが4賞独占とかやるんですかね〜
運やコースにもよる気がします。
フィリプセンがリタイヤせず、2勝目をあげていたら、ポガチャルはマイルベールを獲得できていなかったかもしれませんね。
昨日のTT、後半から風がきつくなってきたと言われていましたが、ログリッチのタイムがイマイチだったのも気になりますね。
ポイントについてはその時の運もあるのでたまたまかもですね。
TTの風については、Team Visma | Lease a Bikeも言ってましたけれど、それだけではないとも。プリモッシュ・ログリッチは、ツール・ド・フランスに関心がないようなことを言ってますけど、第3週の山岳ではまちがいなく出てくるかと。その願いたい。