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2025 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第8ステージ ステージ優勝とポイント賞を狙ったマチュー・ファンデルプール

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Photo credit: Francesca Cappa on VisualHunt
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マチュー・ファンデルプールは、最終ステージも逃げに乗った。

当初はスプリントポイントだけを狙っているのかと思っていたけれど、ゴール後のインタビューではステージ優勝も狙っていたことを語っている。

手首の骨折で出場さえも危ぶまれていたのに、素晴らしい走りを披露してくれた。

 

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残り58kmからの単独アタック

 

追走のメンバーも、マチュー・ファンデルプールがスプリントポイント前でアタックしたのはポイントのためと思っていたはず。

だけど、マチュー・ファンデルプールは1分以上のタイム差を稼ぎ出す走りを山岳で披露した。雨もあり、途中カーブで落車するかと思われたシーンもあったけれど無事にクリアー。

残り58kmから始まった単独の逃げは、残り16kmで捕まるまで続いた。このクリテリウム・デュ・ドーフィネでは、3回目の長い逃げとなった。

ポイント賞ではタデイ・ポガチャルを一時リードしていたけれど、残念ながらタデイが3位でゴールしたために79ポイントで並んだためにジャージは獲得できなかった。

しかし、ポイント賞にふさわしい走りだったのは間違いない。

 

 

マチュー・ファンデルプールのコメント

ドーフィネの最終ステージでさらなる刺激を求めていたのだろうか?

主にグリーンジャージのためのポイント獲得のためだったが、残念ながらタデイもフィニッシュでポイントを獲得してしまった。僕にはまだチャンスがあった。今日の感触には満足している。

このレースは事前に決まっていた。今は少し休んで、それからツール・ド・フランスに向けて万全の状態になるはずだ。手首を楽にできるようになってよかった。確かに悪化はしていないけど、100%治ったわけでもない。

もっと良くなるためには、こういうレースが必要なんだ。そうすれば、毎日限界まで追い込まれている感覚に慣れることができる。

3週間後のツール・ド・フランスは過酷だから、というわけではない。混沌としたレースになるだろうけど、できれば初週にステージ優勝をしたい。これから少し回復して、ハードなトレーニングに励みたい。

 

マチュー・ファンデルプールがマイヨジョーヌを狙うは、第2ステージか第4ステージとなりそうだ。それにはスプリントでも上位に入ってタイム差は最小限でないといけない。

ツールの時には、手首も完全に治っているはず。最高のコンデションを期待したい。

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