2024 ツール・ド・ワロニー第4ステージ 秒差の戦い

クイーンステージとなった第3ステージでは、Uno-X Mobilityのマーカス・ホエルガードがAlpecin-Deceuninckのジミー・ヤンセンスを破って逃げ切り勝利。

ステージ3位となったTudor Pro Cycling Teamのマッテオ・トレンティンが総合2位に上がっている。

リーダーはIsrael – Premier Techのコービン・ストロングだけど、タイム差は7秒。まだ、2ステージあるので最後まで守れるのかは微妙だ。

 

第4ステージ　ヴェルヴィエ～バティス　188.51km

 

獲得標高2,684m。前日のステージに負けず劣らずのアップダウンコース。最後のサーキットにも山岳があり、ゴールは少し登っている。

Israel – Premier Techがコントロールできるだろうか。

 

1. スプリントポイント　オーベル
2. 2級山岳　サン・ジャン峠 (1.4 km・5.3%)
3. 1級山岳　ティエ・デ・フォルジュ (1.4 km・7.3%)
4. 1級山岳　ロワイユ峠 (1.6 km・9.1%)
5. スプリントポイント　ソワロン
6. 残り1周
7. スプリントポイント　クレルモン

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

1. ミヒャエル・ゴグル　Alpecin-Deceuninck
2. コール・ケスラー　Lidl – Trek
3. ロレンゾ・ミレジ　Movistar Team
4. リアム・スロック　Lotto Dstny
5. ウィリアム・ブルーメ・レヴィ　Uno-X Mobility

 

集団は横一列。

 

1級山岳　ロワイユ峠 (1.6 km・9.1%)

残り57.9kmで2分43秒差。

 

残り49.6km。Israel – Premier Techが先頭けん引。2分15秒差。

 

ミヒャエル・ゴグルはサポートカーから指示を受けている。

 

集団けん引に、Intermarché – Wanty、TotalEnergiesも加わる。

 

スプリントポイント　ソワロン

先頭がスプリントポイントを通過。

1. コール・ケスラー　Lidl – Trek　5ポイント・3秒
2. リアム・スロック　Lotto Dstny　3ポイント・2秒
3. ロレンゾ・ミレジ　Movistar Team　1ポイント・1秒

 

残り34.7kmで1分26秒差。先頭はTotalEnergiesのジェフレ・スープ。

 

残り1周

先頭は残り1周に。

 

集団は1分9秒差で通過。

 

リーターのコービン・ストロングはしっかりとチームに守られている。最後のゴールのボーナスタイムが問題となる。

 

残り17km。集団はGroupama – FDJが引く。

 

先頭は4人に。

1. ミヒャエル・ゴグル　Alpecin-Deceuninck
2. コール・ケスラー　Lidl – Trek
3. ロレンゾ・ミレジ　Movistar Team
4. リアム・スロック　Lotto Dstny

 

先頭が割れるか。

 

残り10.6km。20秒と迫ってくる。

 

ロレンゾ・ミレジとリアム・スロックが残っている。後方の二人は集団に捕まりそう。

 

Lotto Dstnyのリアム・スロックがロレンゾ・ミレジを置き去りに。

 

リアム・スロックが単独となる。

 

ロレンゾ・ミレジは集団に捕まる。

 

残り7km。15秒差で集団が追う。

 

残り4.6kmで14秒差に。

 

リアム・スロックは後ろを確認。

 

完全に足を止めた。

 

リアム・スロックは、歩道に乗り上げて集団を通過させる。

 

残り3.1km。集団はスプリントに向かう。

 

残り2.8km。Team Visma | Lease a Bikeのペール・ストランド・ハーゲネスがアタック。

 

ペール・ストランド・ハーゲネスは大きくリードを奪う。

 

 

残り2km。

 

追走に追い付かれた。

 

Groupama – FDJのサムエレ・ワトソンが先頭に。

 

4人が少し抜け出すが協調性がない。

 

Lidl – Trekのナットネル・テスファション先頭でゴールに。

 

トレインは出来ていない。

 

TotalEnergiesのエミリアン・ジャンニエールが先頭でスプリント開始。これは早すぎでは。

 

後方で、Red Bull-BORA-hansgroheのヨルディ・メイウスが落車。

 

 

左からTudor Pro Cycling Teamのマッテオ・トレンティンが上がってくる。

 

マッテオ・トレンティンがTotalEnergiesのエミリアン・ジャンニエールを捕らえた。

 

マッテオ・トレンティンの後ろから、Alpecin-Deceuninckのティモ・キーリッヒが追い込んでくる。

 

しかし、そのままマッテオ・トレンティンが、ゴール!

 

マッテオ・トレンティンの勝利は、今シーズンの初勝利となった。実に、勝利するのは2年ぶりのことだ。前回の勝利はイタリアのワンデーレース、2022 ジロ・デル・べネト。

 

34歳となったベテラン、マッテオ・トレンティンは、ボーナスタイム10秒を獲得してリーダージャージを着用するというミッションに成功した。

明日の最終ステージでリーダージャージを守り抜かないといけない。

 

第1ステージで優勝したヨルディ・メイウスは、かなりの擦過傷。明日の出走が心配される。

 

リザルト

優勝は、Tudor Pro Cycling Teamのマッテオ・トレンティン

チーム全員のおかげで、今日はすべてがうまくいった。正直なところ、リーダージャージ獲得は二次的な目標だった。

ステージ優勝がジャージ獲得につながることはわかっていたからだ。すべてが計画通りに進んだ。スマートな走りができたし、チームも完璧に僕をセットアップしてくれた。

明日完走できるようにステージを分析する。急な上りがあることは知っているけど、まだ詳しく調べていないんだ。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞