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タデイ・ポガチャルは史上12人目の偉業をクリテリウム・デュ・ドーフィネとツール・ド・フランスで成し遂げるのか?

海外情報
UnsplashDanka & Peterが撮影した写真
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タデイ・ポガチャルは、2025シーズンの前半を驚異的な勝利の数々で埋めてみせた。

改めて今シーズンの成績を見ると

  • UAEツアー 第3・7ステージ優勝 総合優勝
  • ストラーデビアンケ 優勝
  • ミラノ~サンレモ 3位
  • ロンド・ファン・フラーンデレン 優勝
  • パリ~ルーベ 2位
  • アムステルゴールドレース 2位
  • フレッシュ・ワロンヌ 優勝
  • リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ 優勝

わずか14レースで7勝。半分は勝っている。全てがワールドツアーレース。参加した7つのワンデーレースのうち4勝。 モニュメント獲得2回。

 

タデイ・ポガチャルはリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ以来のレース出場で、Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴー、Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプールと対決する。

そして、更なる偉業を達成するかもしれない。

 

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クリテリウム・デュ・ドーフィネとツール・ド・フランスを同一年制覇

 
 
 
 
 
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タデイ・ポガチャルが挑む偉業とはドーフィネとツールの制覇を同一年で達成することだ。これを達成しているのは11人しかいない。

  • ルイゾン・ボベ(1955年)
  • ジャック・アンクティル(1963年)
  • エディ・メルクス(1971年)
  • ルイス・オカーニャ(1973年)
  • ベルナール・テヴネ( 1975年)
  • ベルナール・イノー(1979年と1981年)
  • ミゲル・インデュラン(1995年)
  • ブラッドリー・ウィギンス(2012年)
  • クリス・フルーム(2013年、2015年、2016年)
  • ゲラント・トーマス(2018年)
  • ジョナス・ヴィンジェゴー(2023年)

 

ライバルとなるヨナス・ヴィンゲゴーが2023年に達成しているが、これにタデイ・ポガチャルが続くのか注目となる。

タデイ・ポガチャルが、クリテリウム・デュ・ドーフィネに出場したのは、2020年、ダニエル・マルティネスが優勝したときだけ。この時には、総合4位に終わっている。

しかし、2020 ツール・ド・フランスでは最終タイムトライアルで同胞のプリモッシュ・ログリッチとの差を劇的にひっくり返してグランツール初優勝を飾っている。

クリテリウム・デュ・ドーフィネの結果がツール・ド・フランスに直結とは限らないのだ。

 

タデイ・ポガチャルのコメント

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでの勝利後、なぜドーフィネにしか出場しないの?

決まったパターンに飽きたくないんだ。毎年やらなきゃいけないのはツールだけだからね(笑。

今年のトレーニングの数字は好調だった。レースでどれだけの成果が出るか、すぐに分かるだろう。

 

ツールを狙うトップ選手たちと競い合うことについては?

ここの競争は激しい。順位決定はツールと同じくらい厳しい。コースも難しい。でも、厳しいトレーニングを終えたばかりだということを自分に言い聞かせないといけない。

だから、うまくいかない時はプレッシャーを手放さないといけない。もちろん勝ちたいけど、ドーフィネでは勝ちは必要ない。

ここでの最終結果はツール・ド・フランスと必ずしも同じとは限らないからね。ヨナス・ヴィンゲゴーに関しては、良いコンディションになっていると思う。

春は苦戦していたので、それは楽しみだね。ただ、まだ挑戦者がいるので、彼だけに注目することはできない。レムコとの対決も楽しみだ。

 

クリテリウム・デュ・ドーフィネの最後の山岳3レースで、タデイ・ポガチャルはどんな走りを見せるだろうか。あまりにもライバルを圧倒する走りを見せつけられと、困る気もする。

 

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