パリ~ニースでの転倒と脳震盪でシーズン前半を棒に振ったヨナス・ヴィンゲゴーは、今、ツール・ド・フランスに目を向けている。
今年もまた、ツール・ド・フランスがヨナスの最大の目標だ。 現在、シエラネバダで高地トレーニングキャンプ中のヴィンゲゴーは、チームメイトたちと一緒に、月曜日のデジタル記者会見で語った。
パリ〜ニースでのクラッシュ、回復、ツールへの準備、タデイ・ポガチャルとの決戦……。この中で脳震盪の影響が非常に大きかったことを告白。
さらに、Team Visma | Lease a Bikeのメンバーは、新型のCervelo S5に乗っているのが発見されている。
脳震盪の判断
ヨナス・ヴィンゲゴーは、パリ~ニース第5ステージで落車。ゴール後の様子は普通ではなかったとチームメイトも告白している。
走らせた判断は正解だったのか。
パリ~ニースでの脳震盪の影響については?
私のキャリアで最も愚かなクラッシュだったかもしれない。本当にペースを落とさなければならなかった。 起きている1時間ごとに、もう1時間、あるいは1時間半寝なければならなかった。 脳震盪の後、最初の4日間はそうだった。
最初の頃は本当に苦しかったけど、日に日に良くなっていった。 自転車に乗ろうとするまではね。 めまいと吐き気がしたんだ。
パリ〜ニースでの転倒は、昨年のバスクでの転倒に比べれば冗談みたいなものだった。 精神的にはそれほど大変ではなかった。 ボルタ・ア・カタルーニャを逃したことで、レースへのモチベーションはさらに上がっている。
これまで以上にハングリーだと思う。 総合優勝を争うドーフィネでは、まだ何パーセントか勝たなければならないけれどね。
ドーフィネのスタートは6月8日。 そこでキャリア最高のヨナス・ヴィンゲゴーが見られるだろうか?
そう願っているよ。 ポガチャルに勝つことも必要だろう。 僕の価値観はすでに有望だ。 また小さな一歩を踏み出したように見えるし、昨年や一昨年よりも良くなっている。
この春にタデイ・ポガチャルがどれだけ強かったかを知ってますよね。
もちろん、彼が春にどのような動きをしていたかは見ていた。 その上、彼の春が、ツールでも圧倒的な強さを発揮することを意味するわけではない。
昨年は筋力がかなり落ちた。 ツール・ド・フランスではそれが足りなかった。 今年は筋肉を取り戻すために頑張ったんだ。
昨日のジロでのワウト・ファンアールトの勝利を見たのだろうか?
残念ながら、長いトレーニングライドが予定されていたので、見ることはできなかった。 でも、彼がそのために何をしたかは知っている。 彼はそれに値する。 彼がもっと勝てることを願っている。
Skinny 🇩🇰 Jonas Vingegaard (TVL) 😳 pic.twitter.com/g14erIBzSk
— Renaud Breban (@RenaudB31) May 18, 2025
ヨナス・ヴィンゲゴーは、ヴィクトール・カンペナールツらと一緒に走っている。
新型Cervelo S5
この投稿をInstagramで見る
Instagramの投稿
クリテリウム・デュ・ドーフィネで、新しいCervelo S5がVisma Lease a Bikeとともに公開されるようだ。 ここ数週間、様々なチームキャンプでライダーが新バイクでトレーニングしている姿が目撃されている。
新しいバイクは、フォークが深くなり、チューブ部分の形状が変更されたように見えるが、ジオメトリーとチューブ角度は同じである。 最大の違いは新しいハンドルバーで、ステムピラー間の中央ブリッジのコードがかなり短くなっているようだ。
最後の2枚の画像は、比較のための現行S5のもの。
大きな変更ではないけれど、空力的性能のアップ、重量軽減などが考えられる。クリテリウム・デュ・ドーフィネでTeam Visma | Lease a Bikeが乗る新型Cervelo S5に注目だ。
コメント