ベルギーのワンデーレース、ロンド・ファン・リンブルフはCofidisのミラン・フレティンが勝利。
だが、ゴール手前では何故かフェンスに突っ込むライダーが続出。特にTeam Flanders – Baloiseのライダーが数人巻き込まれてしまった。
バイクを担いでイェントル・ヴァンデベルデがゴールしている。
フェンスの位置の問題?
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フェンスは、コース外に出ないように設置されていた。最初に間違ったのはUnibet Tietema Rocketsのダビデ・ボンボイで6位でゴールしている。
それに続いたのが、Team Flanders – Baloiseの3人だ。まず、アレックス・コールマンが続き、フェンスに乗り上げて背中から落ちたのはイェントル・ヴァンデベルデ。
Team Flanders – Baloiseのライダーのケガの内容がひどい。
- イェントル・ヴァンデベルデ 背中を打撲
- アレックス・コールマン 唇を裂傷、鼻と顎を骨折
- ヴィンス・ゲリッツ 鎖骨骨折
#RVL25 🇧🇪🚴♂️
Yentl Vandevelde 🇧🇪 pic.twitter.com/XgLW4mxDHd— Boertje Pummel (@BoertjePummel) April 16, 2025
イェントル・ヴァンデベルデのコメント
このフィニッシュは超危険だった。 このレベルではありえない。 集団の半分はフェンスの後ろに迂回した。 チームメイトのアレックス・コールマンは、プロテクションすらないバリアに最初に突っ込んだ。
では、フィニッシュのどこが悪かったのか?
ラスト1kmの早い段階でフェンスを設置するか、フェンスをまったく設置しないかのどちらかにすべきだった。 今となっては逃げ場がなかった。
とはいえ、スプリント前の周回で、選手たちは自分たちがどんな状況に置かれているか知っていたのでは?
残り2周の時にチームメイトに、集団であのカーブを曲がったら、ここでクラッシュすると確信していると伝えていた。
だから最終ラップは “安全策 “をとって、スプリンターのヴィンス・ゲリッツを乗せてイン側のカーブを曲がろうとした。 でもコールマンが僕の目の前で転倒した。 避けることができず、背中から転倒してしまった。
ヴィンス・ゲリッツは鎖骨を骨折し、アレックス・コールマンは歯を何本か失った。
同じ場所を2回通っており、3回目のゴールに向かう場面。それでも、スピードが上がってしまうとフェンスの内側に入ってしまうのか。
前回のコースから最後の1kmは急カーブがないように再設計されていた。それでも間違ってしまう。今回、フェンス内にいた観客にぶつかったという報告はない。
フェンスを長く設置するか、係員を立たせるか。次回は、事故のないように主催者側も考えるはずだ。
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