Groupama – FDJのシュテファン・キュングは血だらけでゴールするのが好きなわけではない。
2023 ヨーロッパ選手権男子エリート個人タイムトライヤルでスイス代表で走った時にも、TTバイクで落車して血だらけの姿でゴールしている。流石に写真は載せられない。
そのシュテファン・キュングがパリ~ルーベでも血だらけでゴールすることに。その他、わかっているライダーの落車報告を。
シュテファン・キュングは石畳に顔から
Full video of the hard crash of Stefan Küng 😰 #ParisRoubaix
🎥: andremarchina https://t.co/nkCzdjKB8h pic.twitter.com/MpCGcJjOik
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) April 13, 2025
シュテファン・キュングは石畳のカーブで落車。顔を石畳にぶつけてしまった。なんとか立ち上がって走ったけれど、顔面血だらけ。
脳震盪プロトコルのチェックもしてないけど、良かったのだろうか。スタッフもなしで、まわりの観客に助けられて走り出している。
昨年は5位だったけれど、今年は43位でゴール。ゴールするところが凄い。
アイコ・バスティアンス Soudal – Quick Step
アイコ・バスティアンスはパリ〜ルーベ前半のクラッシュで左鎖骨を骨折。
ミラノ〜サンレモに続いて今季2度目のモニュメントに出場した。アイコ・バスティアンスは28歳のベルギー人選手。
すぐに病院に搬送され、検査の結果、骨折が判明した。ヘレンタルス病院で手術を受ける予定。
マンリオ・モロ Movistar Team
Movistar Team sufrieron el abandonado Matthias Norsgaard, Manlio Moro y Albert Torres, el español tiene heridas superficiales, el italiano sufre una fractura en el quinto metacarpiano de la mano derecha y tendrá que operarse, lo que le llevará a estar varias semanas de baja. pic.twitter.com/2mZz5s0I3L
— Nieves Moya (@NievesMoya) April 14, 2025
マンリオ・モロは右手第5中手骨を骨折し、手術が必要となり数週間の治療が必要。
- マティアス・ノルスガード 負傷
- アルバート・トーレス 負傷
ダヴィデ・バッレリーニ XDS Astana Team
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上記は落車ではなく、スタッフとの衝突から落車を回避した場面。
だが、別の場所で落車して検査の結果、ダヴィデ・バレリーニは左手首の有鉤骨と僧帽筋の骨折が判明した。 すでに手術を受けている。
ジュリアス・ファンデンベルフ Team Picnic PostNL
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ジュリアス・ファンデンベルフは、鎖骨骨折。ニクラス・メルクルはパンクした他のライダーを避けるために回避行動を取った際、石畳に全力で衝突し、手首に痛みを負っている。
Team dsm-firmenich PostNLは故障者リストに更に追加された。これはチームの危機だ。
シルヴァン・ディリエ Alpecin-Deceuninck
Coéquipier de Mathieu van der Poel, Silvan Dillier a été percuté hier sur #ParisRoubaix par un mécanicien de la Visma-Lease a Bike. Ce dernier s’est excusé pour l’incident. Le Suisse a lui été touché à la main mais n’a pas eu de fracture.📹via HLN pic.twitter.com/pJnsPotiTd
— Le Gruppetto (@LeGruppetto) April 14, 2025
2018年にサガンとスプリントでゴール勝負して2位だったシルヴァン・ディリエ。
Team Visma | Lease a Bikeのエドアルド・アッフィニのバイク交換をしていたメカニックが、シルヴァン・ディリエと衝突。
これは非常に残念。シルヴァン・ディリエは手を負傷してしまいリタイヤとなってしまった。
その他分かっている負傷者は
- マティアス・ヴァチェク Lidl – Trek 脳震盪
- アレクサンダー・クリストフ Uno-X Mobility 脳震盪
- エドワード・トゥーンス Lidl – Trek ネックカット
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious 打撲
- アレック・セガート Lotto 打撲
- ニクラス・ベーレンス Team Visma | Lease a Bike 打撲
ただ、これだけではないはず。どこで落車がおこるのかわからないレースなのだ。
マチュー・ファンデルプールのように素手で走って、落車なし。最後は向かい風の中、単独で走って平均時速46.921km/h。パンク1回で走り抜ける選手はまれなのだ。
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