2025 イツリア・バスクカントリー第4ステージ　18%勾配を越えて総合トップに立ったのは?

第3ステージでは、トップでゴールしたアレクサンデル・アランブルが優勝から失格、そしてまた優勝とジェットコースターのような展開となった。

本人が一番ハラハラしただろうけど、ルールと現地の設定も一致させておかないといけない。

 

第4ステージ  ベアサイン～マルキナ・ゼメイン　169.6km

 

6か所の3級山岳を越えると、最後は1級山岳イズアの登りで決戦となる。3.5kmと短いけれど平均勾配9.6%あり、ここで抜け出すとゴールまで逃げ切れそう。

果たして単独ゴールで決着をつけるライダーは現れるのか?

 

1. 3級山岳　Asentzio (9.7 km à 3.8%)
2. 3級山岳　Muniketagane (2.9 km・7%)
3. 3級山岳　Bizkaiako begiratokia (2 km・4.1%)
4. 3級山岳　Gontzagaraigane (2.6 km・6.3%)
5. 3級山岳　Lekoitzegane (3.3 km・7.6%)
6. スプリントポイント　Mijoa Auzoa
7. スプリントポイント　Elgoibar Sigma
8. 1級山岳　イズア (3.5 km・9.6%)

 

スタート前

優勝から失格、また優勝となったCofidisのアレクサンデル・アランブル。正しくロードマップを見ていたのだから正解だ。

 

Groupama – FDJのロマン・グレゴワールのコメント

レースの2時間後に決定を覆したのは残念だが、それが現実だ。もし私がすぐに2位になっていたら、それを問題にせずに受け入れていたでしょう。

 

11人の逃げ

11人が逃げに。

1. アンドレア・バジオーリ (Lidl – Trek)
2. フィン・フィッシャーブラック (Red Bull – BORA – hansgrohe)
3. アレックス・ボーダン (EF Education – EasyPost)
4. マルク・ソレル (UAE Team Emirates – XRG)
5. セップ・クス (Team Visma | Lease a Bike)
6. ベン・ヒーリー　EF Education-EasyPost
7. マウロ・シュミット　Team Jayco AlUla
8. クイン・シモンズ　Lidl – Trek
9. レオ・ビジュー　Decathlon AG2R La Mondiale Team
10. トクソミン・ジュアリスティ　Euskaltel – Euskadi
11. オカミカ・アンデル　Burgos-BH

 

3級山岳　Lekoitzegane (3.3 km・7.6%)

断崖絶壁の凄いところを走っている。

 

先頭は3級山岳をクリアー。

 

残り62.8kmで1分43秒差。

 

集団はBahrain Victoriousが引き出した。

 

3級山岳　Milloi (3.5 km・3.9%)

通過順位は

1. マルク・ソレル　UAE Team Emirates – XRG　3ポイント
2. アレックス・ボーダン　EF Education-EasyPost　2ポイント
3. フィン・フィッシャーブラック　Red Bull – BORA – hansgrohe　1ポイント

 

マキシミリアン・シャフマンはチームメイトに守られている。

 

スプリントポイント　Mijoa Auzoa

スプリントポイントを通過。

 

残り35.2kmで1分15秒差。今のところ逃げ切られても総合には関係ない。

 

スプリントポイント　Elgoibar Sigma

マウロ・シュミット先頭で通過。

 

残り18.7kmで25秒差。これは捕まりそう。

 

集団が迫る。

 

最後まで逃げた、マウロ・シュミットも捕まる。

 

1級山岳　イズア (3.5 km・9.6%)

猛烈なペースで最後の登りに突入。

 

Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオがアタック。

 

サンティアゴ・ブイトラゴが先頭に出る。

 

サンティアゴ・ブイトラゴが単独となるか。

 

後ろからRed Bull – BORA – hansgroheのフローリアン・リポウィッツがきている。マキシミリアン・シャフマンは、かなり後ろ。

 

フローリアン・リポウィッツが先頭に。

 

ジョアン・アルメイダが先頭に。

 

マキシミリアン・シャフマンは、ワンカーブ後ろに見える。

 

ジョアン・アルメイダが加速。単独となった。

 

フローリアン・リポウィッツも引き離した。

 

マキシミリアン・シャフマンのアシストはもういない。

 

後ろが全く見えなくなった。これはゴールまで独走できそうだ。

 

追走は3人。

1. フローリアン・リポウィッツ　Red Bull – BORA – hansgrohe
2. クレモン・シャンプッサン　Astana Qazaqstan Team
3. アレクサンデル・アランブル　Cofidis

 

3人は追いつかれ、追走は10人ほどに。

 

ジョアン・アルメイダが単独で1級山岳をクリアー。

 

集団はエンリク・マス、オスカー・オンリーの順でクリアー。

 

アレクサンデル・アランブルが先頭で下る。

 

残り7.9km。タイム差は25秒。

 

マキシミリアン・シャフマンが追走グループに追い付いた。

 

残り5.1km。現在ジョアン・アルメイダがバーチャルリーダーに。

 

残り3km。タイム差は30秒と広がる。

 

残り2.8km。これは追いかれることはない。後ろはスプリントの2位争いのために足をためている。

 

残り700mを切った。

 

ジョアン・アルメイダがゴールエリアに。

 

ジョアン・アルメイダが見事に独走勝利を決めてみせた。これで一気に総合リーダーに。しかも、ボーナスタイム10秒も得て、十分なリードを築いた。

 

ジョアン・アルメイダは今シーズンの2勝目となった。

 

2位にはチームメイトのアイザック・デルトロが入った。3位にマキシミリアン・シャフマン。アシストが不在となると登りでは厳しい。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ

実は今日はあまり調子が良くなかった。脚の調子も良くなかった。でも、それは誰にとってもそうだったのかもしれない。

全力を尽くして、ついに優勝することができた。とても嬉しい。チームの皆の努力に感謝している。完璧だった。

今日だけでなく、水曜日のステージでも疲労に悩まされていたそうですが?

トップグループに追いつくのにとても苦労した、とてもタフなステージだった。昨日の後でみんな少し疲れていたと思うけど、幸いまだ体力は残っていたよ。

シャッハマンとの差はちょうど30秒で、3位のフローリアン・リポウィッツはその38秒後に続いている。素晴らしい差ですね。

明日と明後日は本当に厳しい試合になるだろう。でも、勝利を喜び、残りの日々に集中しなければならない。

 

ステージ3位　Soudal – Quick Stepのマキシミリアン・シャフマン

これが最大限だった。序盤の逃げを巡る戦いは、またしても長いものだった。ようやく彼らが逃げ切った時には、誰もが息を呑んでいたと思う。

ペースが落ち、そして急な登り坂に差し掛かった。これは自分に不利な状況だと分かっていたが、明確なプランがあった。自分のペースで走り、頂上を越えた後のギャップを縮める。そして実際にそうした。

しかし、ジョアンの走りは信じられないほど素晴らしかった。彼はリーダージャージにふさわしい選手だ。

2位を争うスプリントでアイザック・デルトロにに敗れましたね。

でも、全体的には満足しているす。あの勾配で本当に厳しい登りだったので。重力が僕に味方してくれなかった(笑)。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞