これまでジロ・デ・イタリアでは、マリアローザのジャージの色がピンクだったのでEF Education-EasyPostは違う色の特別ジャージで出走していた。
ツール・ド・フランスでは、マイヨジョーヌが黄色なのでTeam Visma | Lease a Bikeも特別ジャージに。
これが来シーズンからは、全てのジャージの色がかぶらないようにしないといけない。これは、全てのグランドツアー及び、選ばれた女子ワールドツアーレースで適応される。
各チームはジャージのデザイン変更か
As Cyclingnews reported this morning this is the new rule for the “distinctive jerseys”.
The obligation is now moved from Grand Tours and “Selected Women’s WT events” (I think the same events, but Women doesn’t have GT x rules) but also rankings (no WWT purple teams?) pic.twitter.com/2ovwPRuALt
— La Flamme Rouge (@laflammerouge16) November 8, 2024
新しいUCI 規則は、2024年6月17日に制定され、2025年シーズンから実施となる。
規定には、「チームは、グランツールおよびUCIが定めるUCI女子ワールドツアーのイベントにおいて、個人総合リーダージャージ、ポイント賞、山岳賞、新人賞のジャージがリーダージャージと十分に異なることを保証する責任がある」と記載されている。
まあ、これまでも新人賞ジャージはホワイトだったのでどのレースでも目だなかった。良い例が以下の2024 ブエルタ・ア・エスパーニャの場合だ。
右から2番目にBahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリが新人賞ジャージを着用して走っているのだけど、全く目立たない。
まず、Bahrain Victoriousのジャージがホワイト。さらにMovistar Teamもホワイト。2024 ジロ・デ・イタリアでも、アントニオ・ティベッリは新人賞ジャージを着用。これではパッとみてわからないし、目立たない。
新ルール制定の目的は
- 選手の識別に混乱を生じさせないため
- レースをリードする選手にふさわしい露出を提供するため
- レース結果やペナルティの間違いを避けるため
また主催者側は、混乱を避けるため、主要グランツールは少なくとも6ヶ月前にリーダージャージのデザインを発表しなければならない。
来シーズンは、白いジャージのチームはほとんどなくなるのだろうか。12月1日には、各チームの新しいデザインが発表される。UAE Team Emiratesも白だから変えないとね。
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