2024 ツアー・ルクセンブルク第3ステージ　クイーンステージでマチュー・ファンデルプール爆発か?

ツアー・オブ・ルクセンブルグは第3ステージがクイーンステージとなる。

ここまで、マチュー・ファンデルプールが10秒のリードで総合トップ。総合を狙うLidl – Trekのマティアス・スケルモースイェンセンは第2ステージのゴール手前20kmで落車してリタイヤしている。

世界選手権のドレスリハーサルとして足を見せるのは誰だろうか。

 

第3ステージ　ロスポルト～ディークリヒ　201.3km

 

獲得標高3,856m。200kmを越えるステージで集団は確実に絞られていく。ディークリヒのローカルラップ2周にも短いけど勾配のある登りがあり、ここで抜け出すとゴールまで逃げ切れる可能性も高い。

誰が抜けだす?

 

1. スプリントポイント　Rosport
2. 超級山岳　ミシェルビエル峠 (2.2 km・7.1%)
3. 1級山岳　ボーフォール峠 (3.6 km・4.4%)
4. 超級山岳　ウム・クヌップ (3.8 km・4%)
5. 超級山岳　エリッヒ山 (1.1 km・7.4%)
6. 残り2周
7. 超級山岳　モンテ ド セイテル (0.8 km・9.9%)
8. 超級山岳　エリッヒ山 (1.1 km・7.4%)
9. 残り1周
10. 超級山岳　モンテ ド セイテル (0.8 km・9.9%)
11. 超級山岳　エリッヒ山 (1.1 km・7.4%)

 

2人逃げ

2人が逃げている。

1. ルイス・フェルファーク　Soudal – Quick Step
2. ヨハネス・クルセット　Uno-X Mobility

 

一時は6分の差があったけれど、残り57.5kmで先頭は ルイス・フェルファークだけに。

 

集団はTeam Visma | Lease a BikeとUAE Team Emiratesが引いている。

 

先頭は追走が追いついて4人に。

1. ルイス・フェルファーク　Soudal – Quick Step
2. ヨハネス・クルセット　Uno-X Mobility
3. バスティアン・トロンション　Decathlon AG2R La Mondiale Team
4. アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー　Lidl – Trek

 

残り53.2kmでタイム差は1分55秒。マチュー・ファンデルプールは前方にいる。先頭はUAE Team Emiratesのニルス・ポリッツ。

 

残り43.7km。UAE Team Emiratesのニルス・ポリッツがずっと先頭を引いている。

 

マチュー・ファンデルプールは、最後のサーキットで勝負をかけるはず。

 

集団は横一線で追い始める。

 

残り38.5kmでタイム差は1分。

 

ニルス・ポリッツは仕事終了で集団の最後尾に。

 

Team Visma | Lease a Bikeの先頭はクリストフ・ラポルト。ボトル運びもしていたし、今日はアシストだ。

 

超級山岳　エリッヒ山 (1.1 km・7.4%)

先頭は登りに。

 

登りでタイム差は50秒に。

 

クリストフ・ラポルトは仕事終了。

 

集団からUAE Team Emiratesのフェリックス・グロスチャートナーがアタック。

 

 ルイス・フェルファーク先頭で山岳ポイントを通過。

 

残り2周

先頭が通過。

 

フェリックス・グロスチャートナーが先頭に追い付く。

 

集団からは抜け出しがかかる。Lotto Dstnyのアンドレアス・クローンだ。

 

先頭に2人追いつく。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step
2. アンドレアス・クローン　Lotto Dstny

 

集団も追いついた。

 

超級山岳　モンテ ド セイテル (0.8 km・9.9%)

Soudal – Quick Stepのマウリ・ファンセヴェナントがアタック。

 

集団はまだ人数が多い。

 

マチュー・ファンデルプールは、前方に。

 

マウリ・ファンセヴェナントにMovistar Teamのダヴィデ・フォルモロがジョイン。

 

残り19.7km。二人は30秒差に。

 

超級山岳　エリッヒ山 (1.1 km・7.4%)

3人が追走に。

1. バート・レンメン　Team Visma | Lease a Bike
2. ボブ・ユンゲルス　Red Bull-BORA-hansgrohe
3. 二コラ・プラドム　Decathlon AG2R La Mondiale Team

 

次々に集団からアタックがかかるがマチュー・ファンデルプールは、動かない。

 

マウリ・ファンセヴェナントが先頭で山岳ポイントをクリアー。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step　5ポイント
2. ダヴィデ・フォルモロ　Movistar Team　3ポイント
3. ボブ・ユンゲルス　Red Bull-BORA-hansgrohe　2ポイント
4. バート・レンメン　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

残り1周

マウリ・ファンセヴェナント先頭で通過。

 

続いて3人が通過。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step　5ポイント・3秒
2. ダヴィデ・フォルモロ　Movistar Team　3ポイント・2秒
3. ボブ・ユンゲルス　Red Bull-BORA-hansgrohe　2ポイント・1秒
4. 二コラ・プラドム　Decathlon AG2R La Mondiale Team　1ポイント

 

集団はUAE Team Emiratesが引いて通過。

 

追走3人に集団が迫る。

 

先頭ではマウリ・ファンセヴェナントがダヴィデ・フォルモロをちぎるか。

 

ダヴィデ・フォルモロは追いついている。集団まで53秒差。

 

また集団から抜け出し。マチュー・ファンデルプールは、調子が悪いのか全く動かない。

 

残り9kmで50秒差。あれ、ダヴィデ・フォルモロは何してる?

 

これは懐かしのスーパータックでは….。

 

超級山岳　モンテ ド セイテル (0.8 km・9.9%)

これは二人で決まりなのか。

 

さあ、マルク・ヒルシがアタック。

 

マチュー・ファンデルプールは、すぐに反応だ。

 

2人で追撃となるか。

 

残り5.8km。これは届かない。

 

残り5kmで50秒差。

 

マウリ・ファンセヴェナントがアタック!

 

マウリ・ファンセヴェナントが行った!

 

マルク・ヒルシのアタックにマチュー・ファンデルプールは、反応できない。

 

あ～、マチュー・ファンデルプールは、遅れてしまう。

 

残り3.3km。マウリ・ファンセヴェナントが単独。

 

マチュー・ファンデルプールが追走。前の4人に追い付きそうだ。

 

マチュー・ファンデルプールが山岳ポイント前で追いついた。

1. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step　5ポイント
2. ダヴィデ・フォルモロ　Movistar Team　3ポイント
3. ダヴィ・ゴデュ　Groupama – FDJ　2ポイント
4. マルク・ヒルシ　UAE Team Emirates　1ポイント

 

バート・レンメンを抜いて前に行く。

 

なんとか、マチュー・ファンデルプールはマルク・ヒルシに追い付く。

 

マウリ・ファンセヴェナントは残り1.3km。

 

集団まで38秒差をつけている。

 

マウリ・ファンセヴェナントがゴールエリアに。

 

マウリ・ファンセヴェナントが見事に独走となって逃げ切った。

 

中々、勝利を狙うチャンスがないのだけど、今回はキッチリと物にした。

 

昨年のツアー・オブ・オマーン第5ステージの勝利以来1年ぶりの勝利。

 

これほどの選手がいつもアシスト役なのだから勿体ない。

 

今日は ルイス・フェルファークの逃げが役に立っている。マウリ・ファンセヴェナントは総合でもトップに立った。

 

2位はMovistar Teamのダヴィデ・フォルモロ。総合順位も大きく上げた。

【追記】

ダヴィデ・フォルモロはゴール後に失格に。これについては別記事で。

 

マチュー・ファンデルプールは、集団スプリントをロングスプリントで制した。

 

マチュー・ファンデルプールは、総合トップをマウリ・ファンセヴェナントに明け渡した。世界選手権を前にしてマチューのいうところのスーパーレッグがないということなのだろうか。

総合順位は明日の15.5kmの個人タイムトライヤルで決まってくる。

 

リザルト

ステージ優勝したSoudal – Quick Stepのマウリ・ファンセヴェナント

ハードなブエルタ・ア・エスパーニャを終えてここに来たから、フレッシュさはないけれど、エンジンがかかると止まらないんだ。

このステージのプランがあったんだ。 ルイス・フェルファークが大健闘して戻ってきた後、自分自身に “今がチャンスだ “って言ったんだ。

先頭集団では、自分が一番強いという感触があったので、まだ力が残っていたこともあり、行ってしまった。ひとりになったとき、僕は進み続けることができる。

今日はそれができて、この勝利を手にすることができてうれしい。やる気満々だし、次の2ステージもベストを尽くしたい。

 

ステージ2位　Alpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプール

とてもタフなステージで、今日はコントロールするのに十分な人手がないことが明らかになった。その結果、序盤は自分ひとりで走ることになった。

ウィルコ・ケルデルマンやマルク・ヒルシなど、多くのアタックに対応しなければならなかった。

山頂直前で再び合流し、集団トップでゴールしてましたね。

自分の脚に満足できる。タフなローカルラップだったけど、アタックをうまくコントロールできたよ。

目標は最終的に良い順位でゴールすることよりも、ステージで勝つことだった。だから最終ステージがどうなるか見ていきたい。

 

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞