Jumbo-Vismaから電撃的に移籍が発表されたBORA-hansgroheのシアン・エイテブルックス。
しかし、Jumbo-Vismaの発表から88分後に、BORA-hansgroheから、シアン・エイテブルックスは2024年末までの契約があり、我々のチームに留まるだろうと発表された。
3者が合意して契約となったのかと思っていたけれど、少し事情が違うようだ。
シアン・エイテブルックスは真っ黒のジャージで走る
Good to have Cian Uijtdebroeks join us on the team ride today 🤫🤣🤣🤣 #IPT2024 #trainingcamp pic.twitter.com/da5p3Cwq3o
— Chris Froome (@chrisfroome) December 10, 2023
マネジメント会社AEJオールスポーツによると、12月1日でシアン・エイテブルックスとBORA-hansgroheの契約は切れたと言われている。
Jumbo-Vismaは、1年分のバイアウト料を支払うことで移籍が完了する。UCIは3者合意の上での移籍ではないけれど承認している。
これについて、多くのチームの管理者などは批判をしている。Soudal – Quick StepのGMパトリック・ルフェーブルも、UCIは3者合意の上での承認でないといけないと言っている。
ただ、本人がBORA-hansgroheで走りたくないと言っているのに、これ以上チームに留まらせても意味もないように思う。
I don’t think Cian will be joining the BORA training camp since he’s already wearing Visma shorts during training. 👀 pic.twitter.com/SLPqBx67IM
— Benji Naesen (@BenjiNaesen) December 10, 2023
シアン・エイテブルックスは、クリス・フルームがトレーニングてしているカタルーニャで一緒にライドしている。一番後ろで控えめに写っている。
ユーチューバーのBenji Naesenが共有したツイートでは、シアン・エイテブルックスは、すでにJumbo-Vismaのビブショーツを着ている。
ヘルメットはBORA-hansgroheのもの。ジャージは真っ黒だ。今後、BORA-hansgroheが更なる法廷闘争などおこなうのか注目されているが、移籍に関するルールもきっちりと決めないといけないだろう。
仮に契約問題を解決できなければ、移籍禁止措置が発効し、6月1日までシアン・エイテブルックスは、他チームで走れなくなる。
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