元々BORA-hansgroheからは来シーズン移籍するだろうと言われていたシアン・エイテブルックス。
TT機材に対するチームへの不満も表明していたけれど。
シアン・エイテブルックスは、2024年のBORA-hansgroheとの契約を破棄して、なんとプリモッシュ・ログリッチがいたJumbo-Vismaに移籍となった。
2027年まで4年契約
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Cian Uijtdebroeks will join our team. The 20-year-old Belgian signs a four-year contract until 2027. 🤝
Welcome, Cian! #cian2027 pic.twitter.com/rLbVwqFu3g
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) December 9, 2023
シアン・エイテブルックスは17歳の時にBORA-hansgroheと契約していた。この時の契約では、2024年までだったが。
シアン・エイテブルックスの活躍を見たのは、2021年のGrand Prix West Bohemia (1.1)。70kmの独走を見せてくれた。
2023年シーズンは、ツアー・オブ・オマーン総合9位、ボルタ・ア・カタルーニャ総合9位、ツール・ド・ロマンディ総合6位、ツール・ド・スイス総合7位と上位に入る活躍を見せる。
そして、初めてのグランドツアーであるブエルタ・ア・エスパーニャで、総合8位。だが、この時にはアレクサンドル・ウラソフとの微妙な関係をコメントしていた。
また、第16ステージ終了時には、Jumbo-Vismaのチーム総合力について優位性を認めている。
その自らも認めるチームへの移籍なのだから、本人も満足だろう。まだ、20歳であり将来的にTTを鍛えればTeam Visma | Lease a Bikeのエースになることも十分に可能だ。
BORA-hansgroheに残っても、プリモッシュ・ログリッチがいる限り自分がツールに出場出来る可能性も低かった。
逆にJumbo-Vismaは、ヨナス・ヴィンゲコーの次の総合エースを獲得と言った感じか。強力なアシスト陣で支えれば、グランツールの表彰台獲得も近い将来実現可能な目標となる。
シアン・エイテブルックスのコメント
Team Visma | Lease a Bikeへの移籍にとても満足している。ここ数年、このチームが一流チームであることを証明してきた。
もちろん2023年には3つのグランツールで優勝し、絶対的な存在となった。ヨナス、ワウト、セップのような選手たちから学べることを光栄に思う。Team Visma | Lease a Bikeでスタートすることを非常に楽しみにしている。
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