3度のシクロクロスチャンピオンである、ゼネク・スティバルはQuick-Step Alpha Vinyl Teamを離れて、2023年シーズンからTeam Jayco AlUlaで走っている。
だが、今シーズンのゼネク・スティバルは思ったような走りが出来ていなかった。
5月に腸骨動脈線維症の手術を受けているが、症状が思わしくなく、思ったような走りには復活出来なかった。
ゼネク・スティバルは、2023ツアー・オブ・広西でロードレースから引退することになった。
今シーズン限りのロード
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ゼネク・スティバルは、UCIシクロクロス世界選手権を2010・2011・2014年と3回制覇。
現在のワウト・ファンアールトや、マチュー・ファンデルプールの先駆けとなったライダーだ。2013年からはシクロクロスから完全にロードに転向。
シクロクロスのテクニックを生かした勝利として最大のものは2015ストラーデビアンケの勝利。チェコ人として史上初の快挙だ。また、パリ~ルーベでは2位を2回獲得。
2019 E3 ビンクバンククラシック、2019オンループ・ヘットニュースブラッドの勝利など、キャリア18勝をあげている。
ゼネク・スティバルのコメント
私の状態は非常に悪く、戦うことさえできなかった。99.9%間違いなく、これがプロとして路上で活動する最後のレースなるだろう。
もっとクロスカントリーレースに出場したいと思っているが、通常、ロードサイクリストとしてのキャリアはそこで終わる。
特にルーベまではレースを続けたかった。5月に動脈狭窄のため手術を受けた。その後、復帰するために4か月間懸命に練習したが、最初の大会の1つで再び新型コロナウイルスに感染してしまった。
そのため、私の状態は非常に悪く、優勝争いに出場することさえできなかった。
すべては2020年のツアーから始まった。コロナだ。その後は通常の3か月がなかった。 しかし、今週中国で最後にもう一度レースを楽しむだろう。最後の日々を楽しんでいる。
手術のために数週間自転車に乗れなかったとき、自分がスポーツ中毒であることに気づいた。
今度は、どうなっているのか?
実際にこのことを知ってからまだ3週間しか経っていないので、まだ具体的な計画はないんだ。
興味深いプロジェクトがいくつかあるが、まだ決定していない。引き続きエキサイティングな様子見だね。
これから停止ボタンを押すが、その後トレーニングを再開する。クリスマス頃には再びフィールドで競争力を発揮したいと思っている。
今シーズンのシクロクロス世界選手権はチョコのターボルで開催される。ゼネク・スティバルは、ホームライダーとして、すでに2010年に世界チャンピオンになっている。
ここがゼネク・スティバルの最後のレースとなるだろう。地元で原点であるシクロクロスで最終レースというのは最高の舞台だ。最後のゴールシーンは大声援の中迎えられることになる。
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