ジュリアン・アラフィリップは2020年、2021年と世界選手権ロードを勝ち取り連覇を果たした。
だが、アルカンシェルの呪いがあったとしか思えない出来事が2022年は続いた。
それは勝利数にも表れている。2018年、2019年と12勝を上げていたが、2022年シーズンはわずか2勝に留まっている。
さらに、2022リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで、肩甲骨の骨折、2本の肋骨の骨折、肺の虚脱の大けが。
ここから、さらに不調がジュリアン・アラフィリップを襲っている。キャリアでは、素晴らしい実績を残しているが、近年、絶対的な世界チャンピオンではなくなっている。
困難な2023年シーズン
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— Julian Alaphilippe Officiel (@alafpolak1) July 28, 2023
ジュリアン・アラフィリップは2023年シーズンも2勝に留まっている。まず、フランスのプロレース、フォーン=アルデシュ・クラシックで勝利。今シーズンの復調を期待させてくれたのだが。
クリテリウム・ドーフィネ第2ステージで勝利。この時には、静まれポーズでゴール。
だが、2018、2019年と12勝した時の勢いは感じられない。もはや、ツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを着用するということもなくなるのだろうか。
ここまでのシーズンを振り返ってみて、どうでしたか?
私は決して変わるつもりはないし、決して諦めるつもりはない。成功がほとんどなく、困難な年だった。しかし同時に、多くのことを学んだ重要な年でもあった。
2022年以降は自分のレベルに戻るためにできる限りのことをしたかったが、それは成功した。しかし、私も忍耐強く努力し続けなければならない。
シーズン後半のレースに対してはどう考えてますか?
私はまだとてもモチベーションが高い。先週の日曜日のブルターニュ・クラシックでは、まだ競技のリズムが少し足りなかった。
カナダのワールドツアーレースとツアー・オブ・ルクセンブルクでは、脚の力を取り戻すのに重要なレースとなる。
2024年シーズンには、強いジュリアン・アラフィリップが見れますか?
バイクに乗って楽しむことが重要となる。私は人間として決して変わらないし、決してタオルを投げるつもりはない。
私は自分の健康のために時間をかけて取り組んできた。もう一度勝てるように全力を尽くしたい。
ジュリアン・アラフィリップはカナダのグランプリ・シクリスト・ド・ケベックは、9位。第2戦のグランプリ・サイクリスト・ド・モントリオールは12位。
ジュリアンの残りレースは、ツール・ド・ルクセンブルクに出場が予定されている。最後に勝利を見せてくれるだろうか?
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