アムステルゴールドレースを独走で勝利したUAE Team Emiratesのタデイ・ポガチャルはアルデンヌトリプルを達成しそうな勢いだ。
まずは、フレッシュ・ワロンヌでユイの壁を征服しないといけないが、完全制覇を打ち破りそうなのは、Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプール。
2022リエージュ〜バストーニュ〜リエージュを独走で勝利しており、タデイ・ポガチャルの最大のライバルとなるのは間違いない。
タデイ・ポガチャルは、直接対決の少ないレムコ・エヴェネプールとの対決を楽しみにしていると。
ライバルとの戦い
マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールト不在の、アムステルゴールドレースでは、タデイ・ポガチャルの競争はわずかなものだった。そのため、タデイが表彰台の頂点に立ったことは、決して驚きではない。
しかし、日曜日のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで、ポガチャルが勝利出来るのかは、あまり定かではない。
それはなぜか。昨年の覇者レムコ・エヴェネプールは、ジロ前夜祭でレインボージャージと1番ジャージにふさわしい活躍をするために、テネリフェ島を出発する。
レムコとの対決についてタデイ・ポガチャルは、インタビューに答えている。
レムコが、日曜日のライバルの一人であることは間違いない。そうですね、楽しみだ。レムコは高地トレーニングから来ている。
彼は間違いなくジロに向けて良い状態にある。レムコは昨年のリエージュですでに優勝しているし、今シーズンは短い登りでも長い登りでも超優秀であることをすでに示している。
そして、彼は良いスプリントに乗ることができる。
私たちは、トップレベルではあまりレースをしたことがない。一緒にレースをしたときは、毎回彼が勝っていて、私は遠く及ばない。(ニヤリ) 日曜日にはそれが変わっていることを期待している。
2022世界選手権で、レムコがレインボー ジャージを獲得した時、タデイ・ポガチャルは、19位。
レムコが、2019クラシカ・サンセバスチャンで優勝したとき、ポガチャルはフィニッシュしなかった。しかし、2022ティレーノ～アドリアテッコで対戦したとき、形勢は逆転し、ポガチャルが2つのステージ優勝と総合優勝。
レムコは、第6ステージのモンテカルペーニャの登りで遅れ4分間の敗北を喫している。しかし、まだ二人が山岳でサイドバイサイドで格闘したことはない。
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで初めて、本格的に二人で戦う姿が見られるかもしれない。
絶好調の二人の対決は興味深いものとなる。
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