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トム・ボーネンはタデイ・ポガチャルがパリ~ルーベで体重が重くないと勝てないなんてナンセンスだと

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Photo credit: Cindy Trossaert on Visualhunt.com
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ロンド・ファン・フラーンデレンを制したことで、タデイ・ポガチャルの残るモニュメントの制覇は、ミラノ~サンレモとパリ~ルーベだけとなった。

だが、タデイ・ポガチャル自身は、パリ~ルーベで勝つためには体重をあと3kg増やさないと勝てないと言っている。

だが、これに異論を唱えたのがパリ~ルーベを4度制覇しているトム・ボーネンだ。

 

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体重は関係ないのか

 

 

ツール・ド・フランドルでの活躍に続き、タデイ・ポガチャルはロンド・ファン・フラーンデレンも制した。タデイは、パリ〜ルーベの石畳を攻略できるのか?

そうだね。ルーベでは主に頭と脚が重要なんだ。

 

パリ〜ルーベで勝つためには、まだ何キロか増やす必要があるとタデイ・ポガチャル(66kg)がツール優勝直後、スポルザスタジオでそう語ってますが。

石畳を速く走るには体重が重くなければならないというのは、それ自体が一人歩きしている話だ。しかし、それはナンセンスだ。ただ、強ければいいんだ。

大柄なライダーが強いことはよくあることだ。平地では少しパワーがある。でも、ポガチャルはルーベで活躍するために必要なワット数も確実にこなせる。

30mmの幅広のチューブが使われるようになった。その結果、バイクに力が入らなくなり、重量があまり重要でなくなったんだ。

 

今年はスケジュールに入ってないけれど、ポガチャルがルーベの表彰台に立つことがあると思う?

あのレベルで走れば、誰でもパリ〜ルーベを制することができる。

若い頃は、クライマーを含み優秀なライダーは皆、クラシックを全部走っていた。そして、良いライダーは石畳でもうまく走れるということを知ったんだ。

パリ~ルーベのトラックでは、2位争いのスプリントでトマ・ヴォクレールに負けたことがある。

アンダー23では、2001年にヤロスラフ・ポポヴィッチが優勝した大会で4位になったんだ。彼は、数年後のジロで総合優勝を争った選手だ。

 

では、なぜ2度のツール優勝者が、北の地獄で輝けなかったのだろうか。それには、パリ~ルーベの危険性もチームが考慮しているからだ。

晴れていても、石畳でクラッシュ。雨ならば、もっと滑りやすい。ツール制覇が最大の目標であるタデイ・ポガチャルが出場するのは、まだ先になると考えるのが普通だろう。

ツールを何度か制覇、ミラノ~サンレモを獲得し、パリ~ルーベだけが残った場合に挑戦するのではないだろうか。

その時には、体重を増やさなくても十分にタデイ・ポガチャルならば勝てるとトム・ボーネンは考えている。

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