第1ステージでは、Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘンが3回パンクしても勝利。チームは、最後にはゼネク・スティバルとルカ・メズゲッツしか残っていなかった。
それでも、しっかりとトレインを作って勝利するのは力のある証拠だ。ライバルと思われたUAE Team Emiratesのパスカル・アッカーマンは体調不調が伝えられている。
第2ステージ ウインターパーク~シャラール・シジリャート・ロックス 184km
ウインターパークをスタートして、すぐに何もない所をぐるっと回ってくるコース。スプリントが3回ある。あとはパンクと風に気を付けるコースとなりそう。
- ボーナススプリント
- スプリントポイント
- スプリントポイント
スタート前
今日も注目はディラン・フルーネウェーヘンとなるかも。対抗できるスプリンターがいれば面白いが、パスカル・アッカーマンの体調によるか?
第2ステージの4賞は
- 総合 ディラン・フルーネウェーヘン Team Jayco AlUla
- ポイント賞 ドゥシャン・ラヨヴィッチ Bahrain Victorious
- MOST ACTIVE RIDER Peio Goikoetxea(Euskaltel-Euskadi)
- 新人賞 マーカス・サンダー・ハンセン(Uno-X Pro Cycling Team)
今日も天気はいい中、スタート。
ボーナススプリント
今日の1回目のスプリントポイント。
UKYOの石橋が逃げに乗っている。スプリントポイントを2位通過。3位の昨日逃げていたマレーシアのライダーは集団に戻っていった。
- エネコイッツ・アズパレン (Euskaltel-Euskadi) 3ポイント
- ISHIBASHI Manabu(JCL Team UKYO) 2ポイント
- MOHD ZARIFF Muhammad Nur Aiman(Terengganu Polygon Cycling Team) 1ポイント
集団は容認だ。
逃げはたった二人。これは厳しい。
- エネコイッツ・アズパレン (Euskaltel-Euskadi)
- ISHIBASHI Manabu(JCL Team UKYO)
残り72.3kmで、すでに逃げは消滅。
ポイント賞ジャージを着ているBahrain Victoriousのドゥシャン・ラヨヴィッチ。セルビア選手権ロード4回、TT3回獲得。キャリア10勝をマーク。
2021年にはDELKOで走っていて、DELKO解散のために、コチネタルのTeam CoratecTeamから2023年にBahrain Victorious入りしている。昨年は、ツアー・オブ・アンタルヤ第2ステージで勝利している。
Bingoal WBのケニース・ファンローイが落車。
スプリントポイント
Euskaltel-Euskadiの選手がアタック!
これは届くかなと思ったけれど。
1位通過はCofidisのマキシミリアン・ヴァルシャイド。
- マキシミリアン・ヴァルシャイド Cofidis 3ポイント
- マーカス・サンダー・ハンセン(Uno-X Pro Cycling Team) 2ポイント
- Peio Goikoetxea(Euskaltel-Euskadi) 1ポイント
こういった砂嵐があるから、誰も逃げないのかな。
先頭を引くのはCofidisのエディ・ファイン。後ろは、Bahrain Victoriousのバーレーンチャンピオンジャージのアーメド・マダン。2021年にユニフォームのモデルになった選手だ。
前の選手のホイールにハウスしたのか、Team DSMのパベル・ビトナーが落車。
残り30.9km。猛烈なペースアップが始まった。レース開始と言った感じか。
これには、新人賞ジャージのマーカス・サンダー・ハンセン(Uno-X Pro Cycling Team)もちぎれる。
こちらは取り残されたライダー達。
スプリントポイント
スプリントポイントをマキシミリアン・ヴァルシャイドがトップ通過。
- マキシミリアン・ヴァルシャイド Cofidis 3ポイント
- ジャック・バウアー Q36.5 Pro Cycling Team 2ポイント
- ジョセフ・ロスコフ Q36.5 Pro Cycling Team 1ポイント
ディラン・フルーネウェーヘンは、しっかりと先頭集団にいる。
先頭はペースを緩めない。
ポイント賞ジャージのドゥシャン・ラヨヴィッチ(Bahrain Victorious)は、32秒引き離されている。
残り18.5km。先頭は85km/hというペースで進んでいる。後続とは600m以上離れた。
第2集団の人数が増えたが、追いつくだろうか?
Cofidisは、マキシミリアン・ヴァルシャイドの勝利のために先頭を引きまくる。
第2集団で落車。Euskaltel-Euskadiのライダーだ。
残り14km。先頭集団の足が止まったぞ。
ドゥシャン・ラヨヴィッチ(Bahrain Victorious)は、死にそうな顔に。残り13.3kmで25秒差。追いつかなければゴールスプリントには絡めない。
残り12.1kmで41秒まで広がった。
ジョン・デゲンコルプも積極的に先頭交代に加わる。
先頭からMovistar Teamのマッテオ・ヨルゲルソンがアタックだ。
後ろを時折見ており、良いメンバーが来て欲しいのか。
後続が追いついた。
残り5.9km。集団はスプリントに向かう。
あら~、ドゥシャン・ラヨヴィッチが足を止めてしまった。集団から切れていく。昨日の2位がいなくなる。
パスカル・アッカーマンも体調戻らず。切れてしまう。
マッテオ・ヨルゲルソンは粘っているが集団が後ろに迫る。
残り2km。マッテオ・ヨルゲルソンが後ろを見た。
マッテオ・ヨルゲルソンが残り1.8kmで捕まる。
残り1.6km。Team Jayco AlUlaとBahrain Victoriousが先頭に。
Bahrain Victoriousが先頭。ゼネク・スティバルは先頭から降りていく。
左から、Team DSMのショーン・フリンが上がってくる。
残り500mで、左からTeam Jayco AlUlaが上がる。
エルマー・ラインダース、ルカ・メズゲッツ、ディラン・フルーネウェーヘンと続く。その後ろは、Bahrain Victoriousのジョナサン・ミランだ。
後ろからAstana Qazaqstan Team のケース・ボルが上がってくるタイミングでジョナサン・ミランが仕掛ける!
ジョナサン・ミランが前に出た。
左から、ディラン・フルーネウェーヘン、ジョナサン・ミラン、ケース・ボルと並ぶ。
残り200mを切って、ジョナサン・ミランが先頭だ。
ジョナサン・ミランが抜け出しているぞ。
後ろから、ディラン・フルーネウェーヘンがまくりに出る。
ディラン・フルーネウェーヘンが大きく降ってゴールへ。
僅かに速かったのは、ジョナサン・ミランだ!
ディラン・フルーネウェーヘンは、大きく振った分ゴールで届かなかった。ルカ・メズゲッツがフェンス際を走り過ぎで、抜くには左側からしか抜けなかったのもディラン・フルーネウェーヘンが前に出るのが遅れた原因かもしれない。
Bahrain Victoriousは、ポイント賞ジャージのドゥシャン・ラヨヴィッチを失ったが、ジョナサン・ミランがいた。
ジョナサン・ミランは、2022 CROレース第1・2ステージを連勝しており、ポイント賞も獲得していた。
ジョナサン・ミランは、194cmのサイズ、パワー、強さをたたえて「ブジャの巨人」と早くも呼ばれている。
2020トラック世界選手権のチームパシュートで銅メダルを獲得し、個人パシュートで4位。さらに、イタリアの個人パシュートチャンピオンになってから1週間で、イタリア選手権U23TTで優勝。
このサウジツアーで、プロ3勝目だが、アシストにしておくのは勿体ない。総合で6秒差の2位。新人賞ジャージも獲得となった。22歳の若者がチームのエーススプリンターとなるか?
リザルト
ジョナサン・ミランのコメント
昨日は、機械的な問題でチームメイトを助けることができなかった。だから今、私は全力疾走できるようになったのが嬉しい。これにはとても満足している。チームのサポートにも感謝しています。次の日、私はチーム内の総合のために完全に自分自身を犠牲にします。
2位のディラン・フルーネウェーヘンのコメント
ミランはスプリントで僕を抜いた。その後、強く攻めたが、遅すぎた。スプリントを始めるのが遅すぎた。それは大きな間違いだが、起こりうることだ。
もう1つ勝つためにここに来たのに、これではがっかりだ。今日もみんな力強い走りを見せてくれたし、いいリードアウトができた。
今日は2勝目を目指していたが、まだチャンスはある。スプリントはこれから分析するが、調子がいいのは確かだ。これからまた優勝を目指すよ。
第2ステージリザルト
Rnk | Rider | Team | UCI | Time | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
MILAN Jonathan
|
Bahrain – Victorious | 14 |
10″
|
4:53:35 |
2 |
GROENEWEGEN Dylan
|
Team Jayco AlUla | 5 |
6″
|
,, |
3 |
BOL Cees
|
Astana Qazaqstan Team | 3 |
4″
|
,, |
4 |
BLIKRA Erlend
|
Uno-X Pro Cycling Team | ,, | ||
5 |
KANTER Max
|
Movistar Team | ,, | ||
6 |
WALSCHEID Max
|
Cofidis | ,, | ||
7 |
GIBBONS Ryan
|
UAE Team Emirates | ,, | ||
8 |
MEZGEC Luka
|
Team Jayco AlUla | 0:03 | ||
9 |
CONSONNI Simone
|
Cofidis | ,, | ||
10 |
SAJNOK Szymon
|
Q36.5 Pro Cycling Team | ,, | ||
11 |
COTÉ Pier-André
|
Human Powered Health | ,, | ||
12 |
LÓPEZ DE ABETXUKO Andoni
|
Euskaltel – Euskadi | ,, | ||
13 |
VAN ROOY Kenneth
|
Bingoal WB | ,, | ||
14 |
GUERREIRO Ruben
|
Movistar Team | ,, | ||
15 |
ZAMBELLI Samuele
|
Team Corratec | ,, | ||
16 |
IACCHI Alessandro
|
Team Corratec | ,, | ||
17 |
GROßSCHARTNER Felix
|
UAE Team Emirates | ,, | ||
18 |
AZURMENDI Ibai
|
Euskaltel – Euskadi | ,, | ||
19 |
HINDSGAUL Jacob
|
Uno-X Pro Cycling Team | ,, | ||
20 |
FEDELI Alessandro
|
Q36.5 Pro Cycling Team | ,, | ||
21 |
FORMOLO Davide
|
UAE Team Emirates | ,, | ||
22 |
KREDER Raymond
|
JCL Team UKYO | ,, | ||
23 |
VAN HOECKE Gijs
|
Human Powered Health | ,, | ||
24 |
MEIJERS Jeroen
|
Terengganu Polygon Cycling Team | ,, | ||
25 |
LAENGEN Vegard Stake
|
UAE Team Emirates | ,, | ||
26 |
ALLEGAERT Piet
|
Cofidis | ,, | ||
27 |
SAINBAYAR Jambaljamts
|
Terengganu Polygon Cycling Team | ,, | ||
28 |
AZPARREN Xabier Mikel
|
Euskaltel – Euskadi | ,, | ||
29 |
VAN UDEN Casper
|
Team DSM | ,, | ||
30 |
SVESTAD-BÅRDSENG Embret
|
Human Powered Health | ,, |
総合
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | UCI | Time | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | – |
GROENEWEGEN Dylan
|
Team Jayco AlUla | 3 |
16″
|
9:01:28 |
2 | 64 | ▲62 |
MILAN Jonathan
|
Bahrain – Victorious |
10″
|
0:06 | |
3 | 3 | – |
WALSCHEID Max
|
Cofidis |
4″
|
0:12 | |
4 | 8 | ▲4 |
BOL Cees
|
Astana Qazaqstan Team |
4″
|
,, | |
5 | 6 | ▲1 |
KANTER Max
|
Movistar Team | 0:16 | ||
6 | 24 | ▲18 |
GIBBONS Ryan
|
UAE Team Emirates | ,, | ||
7 | 44 | ▲37 |
BLIKRA Erlend
|
Uno-X Pro Cycling Team | ,, | ||
8 | 11 | ▲3 |
MEZGEC Luka
|
Team Jayco AlUla | 0:19 | ||
9 | 14 | ▲5 |
COTÉ Pier-André
|
Human Powered Health | ,, | ||
10 | 18 | ▲8 |
CONSONNI Simone
|
Cofidis | ,, | ||
11 | 16 | ▲5 |
GUERREIRO Ruben
|
Movistar Team | ,, | ||
12 | 15 | ▲3 |
GROßSCHARTNER Felix
|
UAE Team Emirates | ,, | ||
13 | 23 | ▲10 |
LÓPEZ DE ABETXUKO Andoni
|
Euskaltel – Euskadi | ,, | ||
14 | 21 | ▲7 |
AZURMENDI Ibai
|
Euskaltel – Euskadi | ,, | ||
15 | 12 | ▼3 |
VAN UDEN Casper
|
Team DSM | ,, | ||
16 | 19 | ▲3 |
VAN HOECKE Gijs
|
Human Powered Health | ,, | ||
17 | 10 | ▼7 |
TIZZA Marco
|
Bingoal WB | ,, | ||
18 | 41 | ▲23 |
SAJNOK Szymon
|
Q36.5 Pro Cycling Team | ,, | ||
19 | 30 | ▲11 |
MEIJERS Jeroen
|
Terengganu Polygon Cycling Team | ,, | ||
20 | 29 | ▲9 |
SVESTAD-BÅRDSENG Embret
|
Human Powered Health | ,, |
ポイント賞
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | – |
GROENEWEGEN Dylan
|
Team Jayco AlUla | 27 |
2 | – |
MILAN Jonathan
|
Bahrain – Victorious | 15 | |
3 | 3 | – |
WALSCHEID Max
|
Cofidis | 14 |
4 | 7 | ▲3 |
BOL Cees
|
Astana Qazaqstan Team | 13 |
5 | 5 | – |
KANTER Max
|
Movistar Team | 12 |
6 | 2 | ▼4 |
RAJOVIĆ Dušan
|
Bahrain – Victorious | 12 |
7 | – |
BLIKRA Erlend
|
Uno-X Pro Cycling Team | 7 | |
8 | 4 | ▼4 |
WÆRENSKJOLD Søren
|
Uno-X Pro Cycling Team | 7 |
9 | 6 | ▼3 |
OLIVEIRA Ivo
|
UAE Team Emirates | 5 |
10 | – |
GIBBONS Ryan
|
UAE Team Emirates | 4 |
新人賞
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | 21 | ▲20 |
MILAN Jonathan
|
Bahrain – Victorious | 9:01:34 |
2 | 6 | ▲4 |
LÓPEZ DE ABETXUKO Andoni
|
Euskaltel – Euskadi | 0:13 |
3 | 4 | ▲1 |
VAN UDEN Casper
|
Team DSM | ,, |
4 | 9 | ▲5 |
SVESTAD-BÅRDSENG Embret
|
Human Powered Health | ,, |
5 | 5 | – |
BUITRAGO Santiago
|
Bahrain – Victorious | ,, |
6 | 13 | ▲7 |
AZPARREN Xabier Mikel
|
Euskaltel – Euskadi | ,, |
7 | 19 | ▲12 |
ZAMBELLI Samuele
|
Team Corratec | ,, |
8 | 17 | ▲9 |
HINDSGAUL Jacob
|
Uno-X Pro Cycling Team | ,, |
9 | 14 | ▲5 |
DONOVAN Mark
|
Q36.5 Pro Cycling Team | ,, |
10 | 12 | ▲2 |
DESAL Ceriel
|
Bingoal WB | ,, |
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