ナイロ・キンタナは、ツール・ド・フランスの2回の血液分析 (7月8日と13日) で、トラマドールが検出。Team Arkéa Samsicは契約更新しないと発表している。
それ以来、色々なチームとの移籍の噂があったけど、全く移籍が決まる様子はない。
そんな中、コロンビアのコンチネタルチームTeam Medellin – EPMからオファーをSNSで受けている。
チームは公然とSNSで来てねと呼び掛けているけど、全くチームが見つからなければ、そうなるかもしれない。
Team Medellin – EPMがオファー
Nairo es nuestro gran representante del ciclismo colombiano ante el mundo. Por eso, desde el Team Medellín EPM le ofrecemos continuar su carrera deportiva con nosotros con un amplio calendario nacional e internacional.
Qué orgullo sería para Medellín que nos representes. pic.twitter.com/4WwEjAmjLC
— Team Medellín EPM (@team_medellin) November 17, 2022
Team Medellin – EPMチームのツイッターでは
「ナイロは、コロンビアの自転車界を世界に代表する偉大な選手です。そこで、Team Medellin – EPMから、国内外での幅広いカレンダーを持つ私たちと一緒にキャリアを続けていくことを提案します。
あなたが私たちの代表であることは、Medellinにとってどんなに誇らしいことでしょう。」
このまま、全くプロチームからもオファーがなければ契約が成立可能性もゼロではない。
チームでは、オスカル・セビリアの例がある。
オスカル・セビリアは、2001ブエルタ・ア・エスパーニャ総合2位。この時には8日間リーダージャージを着用している。
グランツールでは、何度も上位に顔を出しており、リーダージャージをまとうことも何度もあった選手。2006年、オペラシオン・プエルトに名前があったことからドーピングの疑惑をかけられる。
ヤン・ウルリッヒとともに2006年のツール参加を拒まれてしまい、加えて同年7月22日、T-モバイルから契約を打ち切られてしまう。
2011年以降はコロンビアのコンチネンタルチームを渡り歩くことなり、現在はTeam Medellinに所属している。
こんな例があるので、もしかしたらということもあるかもしれない。ただ、そうなると出場出来るレースも限られる。
UCIレースとなると、ブエルタ・ア・サンファン、ツアー・コロンビア、ツール・ド・ルワンダくらいになる。
ワールドツアーレースなんて全く出れないことになる。さすがに、2022ツール総合6位だった実力あるナイロ・キンタナが受けるとは思えないけど。
コメント