Human Powered Healthに所属する2022ニュージーランドロードチャンピオンのオリビア・レイがドーピング違反で制裁を受けている。
2年間の出場停止処分だが、すでにHuman Powered Healthからは7月3日をもって除名となっている。
彼氏から貰ったと
米国反ドーピング協会 (USADA) は、24歳のロードレーサー、オリビア・レイの2年半の出場停止処分を発表。
彼女自身の調査への協力と、ドーピング違反で8月10日にUSADAから生涯出場停止処分を受けたJackson “Huntley” Nashへの調査のおかげで、彼女の出場停止処分は緩和された。
調査は、レイが複数の禁止薬物を使用していると主張する2021年後半のUSADAへの情報提供から始まった。
申し立てに直面したとき、オリビア・レイはUSADAに全面的に協力し、現在は彼女の元ボーイフレンドであり仲間のアスリートであるナッシュから禁止薬物を提供されていたことを認めた。
物質には、ヒト成長ホルモン (hGH)、クレンブテロール、およびオキサンドロロンが含まれていたという。
クレンブテロールは、米国でのみ獣医学的使用が承認されており、ヒト成長ホルモンと同様の効果があるが、アスリートが運動中に呼吸を強くする能力を高め、減量を促進することもできる。
オキサンドロロンはアナボリックステロイド。
しかし、こんなに簡単に禁止薬物が手に入るのも困ったものだ。入手経路とかは明らかになっていないが、まだドーピングが行われていること自体がいけない。
なお、オリビア・レイはイントゥ・ザ・ライオンズ・デン・クリテリウムでニュージーランドチャンピオンジャージを着て優勝したけれど、これも取り消しとなっている。
オリビア・レイは2021Gravel and Tar la Femme (1.2)でも優勝しており、力があるのにドーピングに手を染めたばかりにロードキャリアを不意にしている。
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