噂通り、INEOS Grenadiersのディラン・ファンバーレとBORA – hansgroheのウィルコ・ケルデルマンが揃ってJumbo-Vismaに移籍。
Jumbo-Vismaは、クラシック班、山岳アシストの強化に乗り出している。
ディラン・ファンバーレ
After 5️⃣ years, @DylanvanBaarle will be leaving the team at the end of the season.
Always a Grenadier, let’s finish your fantastic 2022 in style 👊 pic.twitter.com/yDtluTZK5b
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 19, 2022
INEOS Grenadiersには5年在籍。タイムトライヤルスペシャリストであり、2018オランダ選手権タイムトライヤル王者。
そして、クラシックハンターでもある。今年のパリ~ルーベを勝ち取ったライダーを手放すとは~。
ディラン・ファンバーレは、昨年のドワルス・ドール・フラーンデレンも勝ち取っている。独走から勝利をもぎ取ってしまうパターンだ。
忘れてはいけないのは、2021世界選手権ロードも2位に入っている。エースとして走れる場合には、実力を遺憾なく発揮するタイプだ。
Jumbo-Vismaは、昨年末
- ティシュ・ベノート Team DSM
- クリストフ・ラポルト Cofidis
二人の両エースを引き抜いている。二人の加入によりJumbo-Vismaのクラシック班、ロード共に大きく強化され結果も成績に現れている。
2023年シーズンに、ディラン・ファンバーレが加わるとクラシックでは最強チームとなってしまう。どの選手が最後に行っても勝てるようになるだろう。
まるで、ウルフパックがロードで見せるような戦術をJumbo-Vismaも使うことになる。まあ、今年もすでに成功しているけど。
Jumbo-Vismaのライダーが並んでゴールするというシーンが来シーズンは増えそうな感じがしてならない。
ウィルコ・ケルデルマン
2⃣3⃣-2⃣5⃣
Looking forward to see you in 🟡&⚫️ @DylanvanBaarle @W1lcokelderman!
“It gives us a special feeling Wilco is returning to the team where it all began for him. The fact that Dylan has also chosen us makes us proud and happy.” – @merijnzeeman
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) August 19, 2022
ウィルコ・ケルデルマンは、2015年と2016年にTeam LottoNL-Jumboで走っていた。古巣に逆戻りと言った感じか。
2025年まで契約なので、キャリアの終盤をJumbo-Vismaで過ごすことになる。Jumbo-Vismaには、すでにプリモッシュ・ログリッチ、ヨナス・ヴィンゲゴーという二人の総合エースがいる。
ウィルコ・ケルデルマンは、3人目のエース候補となるのだろうか。
ケガの多いウィルコ・ケルデルマンだが、2020ジロ・デ・イタリア3位、2021ツール・ド・フランス総合5位など力はある。
ただ、公式サイトの記述ではログリッチとヨナス・ヴィンゲゴーの山岳アシストとして働くことが期待されているようだ。
どちらにしても、Jumbo-Vismaは更にチーム力を移籍によって更に強化しているのは間違いない。
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