Woodrupは、70年の歴史をもつ英国のヨークシャーにあるバイクブランド。
各社のバイク販売と共に、スチールフレームのカスタムバイクも作成している。
Woodrupは、パスレーサーと呼ばれる120年前のバイクを再現。これは、19世紀に未舗装道路やトラックレース用に設計されたタイプのバイクで、当時の未舗装路をバルーンタイヤで走るために設計されたバイクだ。
屋外競技場を走ることも出来るのでパスと名付けられていたようだ。
Woodrup PATH RACER
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注文したユーザーは、オールアウトのグラベルバイクやロードバイクを必要としていなかった。
スタンダードなチェーン＆ベルトドライブのクラシックな美しさを好んでいたユーザーの要求を満たすためには、オーダーメイドのものが良いという結論に達し、120年前に流行したものを思いついたと言う。
クラシックな美しさと現代的な性能を併せ持つバイクが求められたと言う訳だ。
Image credit: Woodrup Cycles
スチールのフレーム、シルバーのコンポーネント、スレッドヘッドセット、クイルステム、Brooksのサドル、そしてチューブレスタイヤとシールドベアリングのハブを希望。
フレーﾑは、Reynolds 853で作った伝統的なスチールフレームでジオメトリを合わせた。
Image credit: Woodrup Cycles
スギノのチェーンセットを付けたかったが、今では500ポンド近くになっており無理。
だから、Velo Orangeのチェーンセット、日東のハンドルバー、ステム、シートポストなど、すべてクラシックな品質のものを使い、シルバーに統一している。
Image credit: Woodrup Cycles
ブレーキはmid-dropの Velo Orange。リムブレーキとしては、非常にパワフルで、アルミの削り出し。
細いスチールフレームは、最近のアルミやカーボンより少し快適で、28mmや32mmのタイヤは23mmよりずっと快適だと言う。
Image credit: Woodrup Cycles
高品質のスチールフレーム、優れたコンポーネント、適切な空気圧のタイヤが組み合わされていれば、快適なバイクの仕上がりとなる。
Woodrup PATH RACER spec
- フレーム : Reynolds 853 path racer and steel fork – clearance for up to 35c
- ホイール : Pacenti Brevet TLR 28h on silver high-flange Phil hubs
- タイヤ : Schwalbe X One tan walls 33c set up tubeless
- レバー : TRP – RRL SR Alloy Drop Bar Lever – silver drilled with tan hoods
- ブレーキ : Velo Orange Grand Cru Long Reach Brakeset
- BB : Square Taper Sealed Bearing 110
- クランク : VO Singlespeed 110 42t 170mm
- チェーン : KMC
- カセット : Track cog, lock ring + Clickster freewheel 17t giving 66.7GI
- ヘッドセット : Chris King 1″ threaded silver
- ハンドルバー : 日東 M109 compact drop silver
- ステム : 日東 Quill 26mm silver
- バーテープ : Brooks brown leather
- シートポスト : Nitto S65 Silver
- サドル : Brooks brown B17 Special
- 価格 : £3,674 (約59万円)
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