Schmolke Carbonは、1992年創設のドイツのカーボンファイバーコンポーネントブランド。超軽量なカーボンパーツを販売している。
これまでも完成重量6.3kgのSchmolkeKOMフレームを販売していたが、今回2022 Eurobikeショーで更に軽量なSchmolk Aeerowを発表した。
内部ケーブル配線、12スピードShimano Di2、クリンチャーホイールセットを備えて6.1kgの超軽量なバイクに仕上がっている。
フレームの形状はTARMAC SL7にそっくりだ。
Schmolk Aeerow
Image credit: RONAN MC LAUGHLIN 以下同様
Schmolkeは、レーシングジオメトリといくつかのエアロ性能を備えた、軽量のディスクブレーキのフレームを設計した。
正確なフレーム重量はわからないが、これまでのSchmolke KOMフレームは54サイズで840g。更に軽く作られているのは間違いない。
コンボは、Shimano Dura-Ace Di2だが、ハンドルやステムはSchmolkeの製品が使われている。まあ、カーボンパーツブランドなので当然か。
Schmolke TLOカーボンハンドルバーは、140gと超軽量。価格は495ユーロ(約6万8千円)。
Schmolke TLOカーボンステムには、内部ケーブル配線で、重量は80g。価格は595ユーロ(約8万3千円)。軽量カーボンパーツは相当高価だ。
Aerrowのフレーム形状は、最近のエアロバイクほどヘッドチューブは深くない。ボリュームは抑えられており、結果的にフレーム重量は抑えられている。
サドルも同社のSchmolkeTLOカーボンサドルを使用。重量は55gと超軽量。494ユーロ(約7万円)。
TLOサドルの体重制限は100kgで、Schmolke TLOシートポストに取り付けられている。
AerrowフレームセットにはUCI承認のロゴが付いているが、UCIリストにはまだ表示されていない。
フレームがリストに表示されるタイミングはメーカーが決定できるため、じきに正式になる予定だ。
THM Clavicula SEクランクセットとCarbon-Tiチェーンリングは、わずか425g。価格は1,650ユーロ。
Schmolke独自の45TLOクリンチャーホイールセットは、Extralite SPD3セラミック6ボルトハブで構築されており、1,235g。
内部リム幅は17.6 mm。外部リム幅は26mm。タイヤはChallenge Strada 25 mmを装着。
コンポ以外は、全て自社製品の軽量パーツを使用。そのため完成重量が6.1kgに仕上がっている。
価格は、12,000ユーロ(約170万円)。フレームとフォークは2,780ユーロ(約39万円)。
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