TotalEnergiesは、アレクサンドル・ジェニエスを解雇　その理由とは?

TotalEnergiesは、ベテランライダーのアレクサンドル・ジェニエスを解雇した。

チームは、ソーシャルメディアで解雇を報告。34歳で、元々今シーズン限りで引退を表明していたのだけど、これが早まった感じだ。

解雇の理由とは?

解雇理由とは

アレクサンドル・ジェニエスは、キャリア17勝を上げているベテランライダー。今年も、サウジアラビアツアー総合8位。

ツール・ド・ルワンダのプロローグで優勝、第5ステージでも優勝しており、力を発揮していた。

だが、今年3月に元妻に対する家庭内暴力で有罪判決を受けた。また、元妻に対して1ユーロの象徴的な補償を支払うように命じられている。

2013年から2020年まで結婚生活をしており、2人の子供もいたと言う。

元妻は、ジェニエスに対する彼女の主張を裏付ける2つの診断書を提出している。1つは11月17日に1日の医学観察を必要とする前頭部の血腫を記録したもの、もう1つは彼女の前腕部の血腫を記録したもの。

こうした確証があれば、家庭内暴力は間違いない。

ただ、3月に有罪判決を受けたいたのに、TotalEnergiesの解雇には時間がかかっている。チームは2022年に26人のライダーと契約。アレクサンドル・ジェニエスがいなくなると、25人となる。

サガンがレースに復帰も出来ていないし、レースに出場するメンバーを集めることも難しかったこともあるのかもしれない。

ただ、有罪判決が出た時点で解雇しておくべきだった。

サイエンス社